はじめまして。
いつも、先生のブログを楽しく拝読させていただいております。

私は30代女性、2児の母です。
長男、4歳についてご相談させてください。

息子は極度の怖がりで、言葉も話せない頃から、ちょうちょがひらひら飛んできただけで泣いたり、電車の中で少し離れたところにハエが止まっているのを見つけては怖がって固まってしまったりしていました。

はじめは虫が嫌いなだけと思っていましたが、"なぜ、鍵をかけるの?"と聞かれて、"泥棒が入らないように"
と、答えたのをきっかけに、鍵をかけたかと何度も確認するようになったり、"外から帰ったら、なぜ手を洗うの?"と聞かれて、"バイキンが手についているからだよ"と答えると、帰宅した家族に手を洗うように強要し、妹が嫌がると泣いてしまったり、"怖がり"の度が過ぎるように感じます。

また、砂場の砂の感触が嫌で触れなかったり、暖かい程度の食べ物で熱い!と泣いたり、館内放送などで少し大きな音が聞こえてきただけで、うるさいと耳を押さえたり、妹が少し危険なあそび方をしていると、怪我をしそうで怖いと、目をふさいで見ないようにしたり、過敏なのかなと思うこともよくあります。

最近では家の中でかくれんぼをしていて、隠れていると思っていたところに私がいなかったことでパニックを起こし、大声で泣き叫びながら家の中を走り回りました。

そういったことが原因なのか、自己肯定感がとても低いようで、言いたいことがあってもはっきりと言わず、否定されることを恐れているように感じます。

出来るだけ小さなことも褒めるようにして、あえて虫を飼ってみたり、色々な経験をさせるように心がけてはいるのですが、彼の個性を弱点にしないためにはどのように接していけば良いのか悩んでいます。
また、このような症状は年齢とともに薄れていくものでしょうか?かえって強くなってくるものでしょうか?

長々と書いてしまいましたが、ご教示いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。


ご回答。


お子さんは、いわゆる「感覚過敏」の状態であると推察されます。


外界からの入力の脳に与える影響が、普通の人の係数よりも大きい係数になっていらっしゃるのです。


これは、生まれつきの個性で、その個性を前提に、お子さんは懸命に生きていらっしゃいます。


ですから、神経学的に典型的な人から見ると過剰な反応のように見えても、本人は、外界からの入力の係数がそうなっているので、実際にそう感じているのです。


そのような世界を前提に内面世界を築き上げていかれるお子さん。


他の方とは違ったフィルターで世界を見ている分、ユニークな個性の輝きが出る可能性があります。


どうか、ゆっくりと、その個性を見守ってあげてください!

nounandemo
 
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