連続ツイート2419回をお届けします。文章はその場で即興で書いています。本日は、感想です。
一年の最初に誓いを立てたり、目標を立てたりすることはそれなりに意味があることだけれども、あまりやりすぎても仕方がないと思う。その第一の理由は、新年にやる気とか志のピークがやってきて、それが一年かけてだらだら下がっていくというような時系列では、とても人生を乗り切れないからだ。
人生の節目というのはもっとカレンダーに関係なく、突然ランダムにやってくるものであって、そのようなリアリズムなしでは、とても複雑怪奇な現代社会を乗り切っていけない。だから、新年だから気持ちも新たに、というようなナイーヴさを強く信じること自体が少し脆弱である。
また、誓いとか志を書いたり、誰かに言ったり、周囲に公言したりするのもほどほどにしたらいい。そのような誓い、志を立てることだけで脳が満足してしまって、案外その後何もしないからである(笑)。誓いとか志があったとしても、それは誰にも言わないくらいのほうがいい。
誓いとか志を立てたとして、それを誰にも言わないでいると、結局、「満足」はそれを実行した時にしか得られないことになる。人から認められたりほめられたりするというような報酬は、誓いや志の内容を実行して初めて得られるわけだから、そちらの方が目標を公言してそれで満足してしまうより良い。
以上のようなわけだから、新年に誓いを立てたり、志を持って、それを書き初めにしたり周囲に公言したりというようなことは、やっても別にかまわないけど、ほどほどにした方が良い。むしろ、淡々と年末年始を迎えて、さりげなくリラックスして仕事をしている人の方が、結果として成功するように思う。
コメント一覧
コメント一覧
私は自分に!公言する。
誰も他人の事に期待もしてないし。
自分自身の事なんだからね!
そうなんですね!
淡々としている人が成功しているのは、能力が高いからだと思います。能力が及ばない、それでも本気の人は、みっともなくなりふり構わず公言し、エネルギー配分の計算もできないまま、がむしゃらに進むしかないのです。