この年になると誕生日といっても、と思ってたけれども、ここ数年は、「また一年生き延びられた」というお祝いだと思うようにしている(笑)。


 人間、いつ何があるかわからない。もっとも、これは10代も20代も同じことだけれども。


 スラーの「グランドジャット島の日曜日の午後」が好きで、お祝いにそれを見に行こうと思っていた。


 ところが、シカゴ美術館に入って、まずはウォーホルを見て、いろいろ歩き回っていたのだけれども、なかなかスーラにたどり着かない。


 そのうち、閉館も迫ってくるし、ずっと歩いているからふらふら疲れてきて、これはスーラとはぐれたかな、と思った。


 そしたら、コンテンポラリーのウィングの横にカフェがあって、そのカフェの先のほんとうに細い道の先が「印象派」だと書いてあって、ああ、このあたりかなと思っていったら、やっぱりあった。


 むかしは、新しい方のウィングに飾ってあったような気がするんだけど、場所が移っていてわからなかった。

 

 今回はクラシックな感じの印象派コーナーにどーんとあった。


 やはり実物はクオリアが違う。


 細部をにこにこ見ながら観察して、幸せな気持ちになった。


 やっとたどりついたスーラ。シカゴ美術館の中で迷子になるところだった。


(クオリア日記)


グランドジャット島の午後.JPG