しばらく前のことなんだけど、走っていたら、「ハルクおじさん」がいた(笑)。


 「ハルクおじさん」というのはぼくがイメージでつけた名前で、「ハルク」って、よくわからないけど、アメコミで出てくるでかくて筋肉むきむきのひと(ちょっと緑がかっているひと)というイメージで言っています。


 それで、なぜそのひとがハルクおじさんかというと、走りながら、ときどき、そのあたりにあるものを持ち上げて投げている(というか近くに置いている)のだ。


 おどろいてしばらく見ていたら、そのハルクおじさん、小さな排水溝みたいなやつのふたをもちあげて、また置いていた。


 なんだか異様な行動で、びっくりした。


 それで、排水溝のふたをもちあげて置いたとき、少しずれたような気がして、あっ、これはいけないな、言った方がいいかな、と思ったけれども、相手がハルクおじさんなので遠慮してしまった。


 翌朝、その排水溝みたいなやつのふたの横を通ったら、ちゃんと直っていた。


 あれは、ハルクおじさんがそそくさと戻ってきて直したんだろうか。


 ハルクおじさんは見かけはふつうの人で、特に筋肉ムキムキにも見えなかったのだけれども、行動が「おれはハルクだ」に見えて、なんだか強い印象に残ってしまった(笑)


(クオリア日記)