ぼくは、大相撲の立呼出の拓郎さんが好きで、その立ち姿が粋で、美しいし、何よりも相撲への愛を強く感じる。相撲界の至宝だとずっと思っている。


 拓郎さんは、自分の出番ではない時も、土俵から少し離れたところから様子を見ていて、その眼差しが大相撲に対する愛に満ちていて、拝見しているだけで幸せになる。


 幕内の取り組みの前に、行司さんが次の日の取り組みを発表するときに、拓郎さんが時々土俵に出てきて、「とざいとーざい」という、その呼吸が大好きで、そろそろ拓郎さんかな、と思うとドキドキしてしまう。


 拓郎さんは、大相撲の伝統や美学を体現されている方だと思う。