連続ツイート2354回をお届けします。文章はその場で即興で書いています。本日は、感想です


英語で、ときどきthe greatest (best) thing since sliced breadという表現を聞くことがあって、なんだか面白いなあ、というか、質感が伝わってくるなあと思って気に入っている。一度だけ使ったこともある(笑)


「スライスされたパン」(sliced bread)が売り出されたのは1928年のことで、アメリカのアイオワ州の人が発明したらしい。それで、時間が経つにつれて、「スライスされたパン以来の最高のもの」という表現ができていったようである。


言葉はやはりキャッチーというか、耳にしたときに印象に残り、自分も使ってみようか、と思えるインパクトがあると残るわけで、「スライスされたパン以来の良いこと」が人の心に響いて記憶に留まったから、この表現が 人口に膾炙しているのだと思う。


スライスされていないパンを自分でギコギコ切ったことはあるけれども、あれは面倒くさいし、そんなにきれいに切れないし、とにかくすっきりしない、「スライスされたパン」という「シュッ」としたクオリアに、ことわざのちからがあるんだろう。


「スライスされたパン」が発明された後、パンの消費量が増えて(これまでよりも手軽に食べられるようになった)、バターやジャムなどのスプレッドの売上や種類も増えたのだという。ほんとうに簡単な工夫で、新世界が開かれる。


自分の人生で、The greatest (best) thing since sliced breadって何かなあ、と考えてみても、まだ風邪頭でぐらぐらしていて思いつかない。そのうち、ああ、これだ、とわかったら、そのときにはこの表現をにこやかに使ってみようかと思う。


以上、連続ツイート2354回「スライスされたパン以来の素晴らしいこと」をテーマに6つのツイートをお届けしました。