セミがあちらこちらで鳴いているけれども、都会のほとんどの場所はコンクリートやアスファルトでかためられているわけだから、残りの「地面」で幼虫時代を過ごしてやがて出てくるしたたかさは凄いと思う。


その昔、大地がどこでもむき出しになっていた頃のセミの合唱はこんなものじゃなかったんだろう。


そういうことを考えると、人間はろくでもないなと思う。


ときどき、地面が工事でかためられてコンクリートになっているのを見るけれども、地下で幼虫をやっていたセミたちは出ようとしてあれれ、出られないと困るんじゃないか。


そんなことを考える人間もそんなにいないんだろう。


やっぱり、人間はそういうところはろくでもない。


でも、ほんとうはセミと同じように、人間もはかない存在のはずなのだけれども。


(クオリア日記)