953回


シャム さん


茂木先生、こんにちは。

「捨てる」とは何ですか。

断捨離ブームが続いています。

「モノを捨てること」の神秘的なブームが世界中に広がっているようです。

増えつづけるモノをなんとかしないといけないのは当然だと思います。

一方で、私の家族のひとりがそのブームに乗ったのか、家の中のモノをくまなく捨て始め、私の思い出のモノも知らぬ間に捨ててしまいました。

理由を聞くと、「モノを減らすと幸せになる、自由になる」と言います。

そこで相談ですが、モノを減らすことが本当に個人の幸福や自由に関係するのでしょうか。

「モノを捨てると幸せになる」と言われて私の大切なモノが捨てられてしまったときの切なさの正体は何でしょうか。

その切なさや悲しみを越えたところに、幸せや自由が待っているのでしょうか。

……。

よくわかりませんが…

茂木先生はどのようにお考えですか。


ご回答。


捨てる、というのも一つの行為なのですから、自由になるという方も、もし「捨てなくちゃ」と思い込んでいると、そのような行為に縛られて、その意味では不自由になるのではないかと思います。


ものをとっておく、捨てる、どちらもそれにこだわるならば一つの「イデオロギー」で、ほんとうはケースバイケースで柔軟に考えればいいのではないかと思います。


あまりにも散らかっていると困るし、かといって思い出の品とか大切なものまで捨てるのは、ちょっとおかしい。


つまりは真ん中あたりに「真実」というか「正解」があるのかなと思います!

nounandemo
 
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