連続ツイート2276回をお届けします。文章はその場で即興で書いています。本日は感想です。


昨日アップロードした動画(https://www.youtube.com/watch?v=KflA_MMTTZc )の中で、BBCとNHKのニュースフォーマットを比較、違いを分析している。最大の違いの一つは、ジャーナリスト(記者)の自分の言葉がどれくらい活かされているかということだと思う。




NHKは、アナウンサーが、ニュース原稿をずっと読み上げ続けるというフォーマットが中心である。時折記者が現場などから報告することもあるけれども、例外である。このため、ニュースの言葉が、確かに中立的なのだけれども、ある人間の身体性を伴った分析になっていない傾向がある。


一方、BBCは、アナウンサー(Newsreader)が最低限のheadlineを読んだあと、すぐに、correspondent(ジャーナリスト)に投げて、その後はそのジャーナリストが自分の分析を自分の言葉で伝えるというフォーマットである。このため、言葉がいきいきとしていて、身体性を伴うことが多い。


BBCとNHKのニュース番組のフォーマットを比較すると、ジャーナリスト(記者)が、自分の言葉で、ニュース事象を分析して伝えるかどうかに最大の差がある。BBCはジャーナリストを信頼して、ゆだねている。NHKは記者の生の声を伝えるというよりは役所の発表文を読むような傾向がある。


NHKの記者の方だって、自分のジャーナリストとしての誇りをもって、言葉を厳選し、事象の本質に切り込むような分析を伝えたいと思っているに違いない。ところが、体制として、そのようないきいきとした言葉が削がれて無味乾燥な役所の発表文になっているとしたら、ほんとうにもったいない。


一人ひとりの記者(ジャーナリスト)を信じるかどうかということだと思う。BBCは、どのようなジャーナリストを起用し、ニュースとして採用するかというキュレーションの部分で局としての編集方針を示し、その並列で全体としてバランスをとる。NHKは、最初から型にはめようとする。だからつまらない。


NHKの報道の方々に心からお願いしたいのは、同じ公共放送として、BBCのニュースのフォーマットを是非研究して、現場の記者さんの分析がもっと表に出るようなかたちを試して欲しいということ。記者の士気も上がるだろうし、報道の質も上がる。NHKには、お役所からジャーナリズムに進化してほしい。


以上、連続ツイート2276回「NHKとBBCのニュース番組のフォーマットの最大の違いから見える、NHKのお役所仕事」をテーマに、7つのツイートをお届けしました。