936回


りゅのさん


茂木先生はじめまして。
東京都、会社員の30代女性です。
私は常に何かしらの不安や心配が心のどこかにあり、100パーセント楽しい、幸せ、という日はほとんどありません。
不安や心配の内容は家族の健康や仕事のことなど、ごく一般的なことなのですが、ネガティヴな感情から離れられずあれこれ考えて疲れきってしまうことがよくあり、ご相談させていただきました。
以前、未来患者学の講演の中で、すごく悩んでいたご友人の方が美味しい天ぷらを食べたら治ってしまった、また、辛いことがあるから幸せになれないのではなく、何を辛いと思うのかを考える、というお話が印象的で、脳科学の視点からみると、気持ちを切り替えたり思考を変えていくスイッチのようなものがあり、後天的に学習することができる部分なのかと感じました。
悩みや不安があっても楽しい毎日を過ごせるようになるために、今からでも意識的にできることはありますか。ご回答頂ければ幸いです。


ご回答。


悩みや不安が全くない、100%幸せという状態があって、それじゃないとダメなんだと思うと、かえって不幸になるように思います。


むしろ、悩みや不安がある自分も、素敵な自分なんだ、それでいいんだと受け入れて、日々を過ごし、そして自分が出会う小さなよろこびをかみしめるという姿勢が大切なんだと思います。


例えば、「天ぷらがおいしい」というように(笑)


脳の「スイッチ」のようなものがあるというよりは、脳は常に自分の状態を評価、解釈しており、その結果感情もアップデートされていくので、つまりは自身のものの見方次第だということなのです。

nounandemo
 
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よくある相談項目を集めて、回答した本です↓

『すベての悩みは脳がつくり出す』