911回

高橋はっしうむさん

茂木先生おはようございます
私は都内の男子大学生ハッシウムです

2つ質問があります、お答え頂けると嬉しい限りです。

1つ目、私は人生でこういう事に取り組みつつフロー活動したいなというようなものはあるのですが、イーロン・マスクが言っているような「朝起きたら生きたい理由がなければならない」のような情熱的になれる夢はありません。
探し方のヒントが欲しいです。

2つ目、前お話していた科学になぜを問うてはならない、というのは科学は観測や実験に基づいているので、それができないものは分かりえないという理由であっていますでしょうか?

ご回答。

イーロン・マスクさんが言うような大きな目標というのは、いきなり出会うわけではなく、日常で小さなことをやっているうちに出会うものです。

だから、手元の小さなものたちというスペクトラムの端をきちんと手入れしておくことによって、大きなものというスペクトラムのもう一端に近づくことができるのです。

観測に加えて、方法論の問題があります。

How(いかに)を扱う数学的形式は確立しているのですが(因果的な発展を記述する方程式が典型です)、Why(なぜ)ということを問う形式はないのです。志向性(intentionality)を表現できるようになれば事態が変わるかもしれません。