トランプさんが、ロンドンで起こった殺人事件のニュースに絡んで、トランプさんが嫌いなパキスタン系イギリス人のロンドン市長、サディク・カーンさんを批判していたけれども、実際の統計を見ると、ロンドンよりもアメリカの多くの都市の方がはるかに発生件数が多いのだった。


 トランプさんの事実と関係ない(誤認した)相手への攻撃(もともと、サディク・カーンさんがトランプさんを批判したのが気に食わなかったらしい)は、「そんなことを大統領がやるか!)と意表を衝くという点で新鮮だったけど、そのようなnovelty valueもだんだん色あせて、もはや陳腐でしかないと感じる。


 私のトランプさんに対する印象は、「凡庸で陳腐」というものに変わってきている。


 もちろん、凡庸で陳腐だとしても、トランプさんが大統領である以上、世界はトランプさんに付き合わなくてはいけないわけだし、日本の政治家さんもぜひ友好な関係を続けなければいけないけれども、トランプさんが凡庸で陳腐であることからくる私の「がっかり」感は、おそらく変わらない気がする。


 今後印象が変わる情報がない限り、トランプさんがまたお騒がせツイートなどをしても、ああ、またやっているよ、という感じしかしない気がする。


 あと二年になるのか、それとも六年か。

 

 いずれにせよ、世界にはもっと面白いことや面白い人があるからね。

(クオリア日記)