連続ツイート2248回をお届けします。文章はその場で即興で書いています。本日は、感想です。


ホルムズ海峡でタンカーが襲撃された事件について、アメリカやイギリスから出されている情報や映像では、イランが攻撃を実行したらしい。一方、イランは、そのような主張をすべて虚偽だと否定している。


ただでさえ、現場海域にアクセスして情報収集できる主体は限られている。アメリカは常に上空に偵察無人機を飛ばしているものと思われるが、そのアメリカが収集した情報をすべて開示するとは限らないし、そのまま開示するとも限らない。


イギリスもMI6が独自に情報を収集しているものと思われ、そのイギリスも、今回のタンカー攻撃はイランによるものと断定しているけれども、その情報もどれくらい「真実」を反映しているかはわからない。イギリスはアメリカの同盟国だし、独自の国益と意図を持つからである。


つまり、今回のタンカー攻撃のような事態に対して各国が出す情報は、イランの主張を含めて、そのどれもが「真実」であるかどうかはわからず、また、「真実」であるかどうか、「正直」であるかどうかといった基準では、そもそも評価されるべきものではないと考えられる。


国家間の紛争における情報は、常にある意図と政策目的をもとに出されるものであって、それはポスト・トゥルースと言われるようになった近年のずっと前からそうだろう。たとえばイラクによる大量破壊兵器の所持という米国の主張がそうであった。


国際紛争における情報戦は、各国のメデイアによる報道を通して、あるいはSNSにおける拡散を通して、世論を喚起し戦争遂行を含む政策を支持させるために行われている。しかし、そもそも情報が操作的であるという認識、リテラシーがもっと広がれば、そのような国家の行動は基盤を失う。


現代においては、戦争で得るところがある者は、それによって票を獲得する政治家や、軍事産業、それに間接的に報道機関くらいのものだろう。国家間の情報戦においてはすべてが基本フェイクニュースであるという懐疑的リテラシーを多くの人が持つことによって、不要な紛争の抑止になると考える。


以上、連続ツイート2248回「国家間の情報戦においてはすべてが基本フェイクニュースであるという懐疑的リテラシー」をテーマに、7つのツイートをお届けしました。

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