ロンロンさん

茂木先生こんばんは

高2です。

突然ですが、僕は今そこはかとない寂しさと無力感に心が引き裂かれそうです。
「死にたい...」と口癖のように呟くようになってしまいました。

僕は学校の勉強にはあまり身が入らず、家では絵ばかり描いています。勿論それは「絵を描くのが好きだから」という理由があるのですが、最近気がつき始めたのは「逃げるため」ではないのかということです。

僕は幼少から整理整頓が出来ないこと、集中力が欠けていること等々、先生や親から注意されることが多くありました。
(アスペルガー症候群と診断されています)
その為か僕は傷つきやすい性格になり、学校では劣等感を強く感じるようなりました。

何か人に劣る所を見つけては怯え、苦しみ、時には涙する日もあります。

僕はそんな劣等感から逃げるため、1つせめて絵だけは人より出来るようになりたいと、まるで酒を飲むように無我夢中で取り組むようになりました。
しかしその絵でも上には上がいて、僕はまた途方もない劣等感と無気力感を感じるようなりました。

僕は幼い頃から1つ漫画や絵が完成すれば父に見せ、その父が「上手くなってきなぁ」と喜んで言ってくれる姿がかけがえのないものとしてありました。
しかしそんな父も2年前に他界しました。唯一僕を認めてくれる人も、もういなくなってしまったのです。

学校へ行けば先生に叱られ、劣等感に苦しみ、家へ帰っても僕には居場所はありません。

その結果まるで口癖のように「死にたい...」と口にするようになってしまったのです。

茂木先生、僕はこんな不器用な生き方しかできません。僕はどうして生きていけばよいのでしょうか...

ご回答。


「整理整頓が出来ないこと、集中力が欠けている」というのは、一つの個性で、他人と比較してどうこう、というべきものではありません。「アスペルガー症候群」と診断されているということですが、これも一つの個性であって、得意なこともあれば、不得意なこともあります。

絵をずっと描いているというのは、すばらしいことではないでしょうか。絵は、自分の楽しみ、よろこびのために描くものです。他人と比較するためにあるものではありません。

ロンロンさんに今必要なことは、自分を他人と比較することをやめることだと思います。
自分は自分です。その自分を、受け入れてください。世界でたった一つの個性を、受け入れて、これからどうなるだろう、と楽しむようになれば、人生はよろこびにあふれてきます。

「上手くなってきなぁ」と言っていたお父さんが、正しかったのです。
ロンロンさんが思い出す度に、記憶の中のお父さんが、育っていきます。
それを一つの支えにしてください!

もし、絵がものすごく好きならば、美大や、アニメや漫画などの専門学校に行く、というのもありだと思います。
その場合は、それなりの受験のテクニック(デッサンの仕方)が必要なので、予備校などに行くのも良いかもしれません。そのようなところに行くと、良い友達もできるかもしれません。
もちろん、絵は趣味として自分で楽しんで、進路を考える、ということでも良いのです。

もし機会があったら、私はロンロンさんの絵が見てみたいです!

お父さんが「上手くなってきなぁ」とおっしゃっていた、その絵を!

nounandemo

 
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