私の名は宇宙さん
 
茂木先生、今日は。自分は30代始めの男、職はややこしい背景がありますがNEETとさせていただきます。

自分は10年程前から恥や間違いが異常に恐ろしくなりました。性来神経質で悪い記憶ほど強く残る方でしたが、一度は強迫性障害と診断されるほど常軌を逸してきました。(誤診だった様ですが。)

具体的には、TV番組を見ていても、何処かに見落としや勘違い、雑な見方をしている様な気がして、番組を録画し、放送時間の2~3倍以上の時間をかけて見てしまう。
本などの文字媒体も、読み間違いや、解釈の間違い、正しく理解できてない様な気がして、一字一句何度も丁寧に正確に読もうとしてしまう。等です。

これでは物凄く疲れてしまうので、量もこなせず、力もどんどん無くなっていってとても不便です。

原因は何なのか?思い返せば思い返す程、恥をかいた記憶やとんでもない間違いをした記憶のみならず、細やかな成功体験でさえ、実は自分の勘違いで、周りに迷惑をかけただけだったんじゃないかとか、無駄な事をしてただけだったんじゃないかとか、疑惑は増す一方です。
或いは自分なりに恥や間違いを恐れず、好き勝手してきた結果、何の成果も得られず、苦痛だけが残った事が原因なのかも知れません。

前に進もうとしても恐怖。過去を振り返っても苦痛。苦痛と恐怖に耐えられません。

ご回答。

まずは、たいへんな思いをされている中、ご相談いただき、ありがとうございます。

おそらく、客観的に見ると、 私の名は宇宙さんは、決して能力が低い方ではないし、むしろ才能にあふれている方だと思うのですが、ある時期から、いろいろなことが気になってしまったのだろうと思います。

それは、現時点での個性で、とりあえず、そのような自分を、見つめ、受け入れるしかありません。

その上で、自分の得意なこと、確実にできることは何か、見なおしてごらんになりませんか?

欠点は、必ず、長所と結びついているものです。世の中には、私の名は宇宙さんよりも多くの間違いをしながら、のんきに生きていらっしゃる方もいると思います。

そのような方と比較すると、むしろ、私の名は宇宙さんは、細かいことに気付くという長所をお持ちなのかもしれません。

まずは、自分の長所は何だろうと、考えてみてください。他の方に聞いてみるのもいいかもしれません。

良いところをのばすことをしていれば、今の、いろいろなことが気になって仕方がないという状況も、次第に薄まっていくだろうと思います。

nounandemo