尾身さんのお仕事が、なぜ足りないのか、という動画を今朝上げたけれども、それに対する反応、あるいは昨日の私のツイートに対する反応を見ていると、ああ、そういう発想やマインドセットだとそうなるんだ、とわかって興味深い。
肩書とか権威とかを盲信したり、「専門」をブラックボックス化したり、組織における「権限」とか「地位」を固定的に考えたり、あるいは「司司(つかさつかさ)」でものごとを進めることをよしとする傾向が読み取れる。
それじゃあ、今回のような事態には対応できないよな。
実際にはほとんどの情報は公開されており、やるべきこともはっきりしており、尾身さんの唯一のユニークさはその与えられたポジションと誰に影響を及ぼしうるかというソーシャルグラフで、その意味で本質的に政治的なものである。
いずれにせよ、尾身さんを擁護する人たちのマインドセットから、日本が停滞、没落する理由が読み取れる。
あと、あと人々の行動変容を期待したりそれ前提に政策を立てるのは無理筋です。
政府はやるべきことをちゃんとやらなくては。精神論じゃないんだから。
白洲信哉さんはちゃんとものごとの本質をつかんでツイートしてくださったのはさすがだと思う。
(クオリア日記)