月別アーカイブ / 2020年03月

連続ツイート2504回をお届けします。文章はその場で即興で書いています。本日は、感想です。


このところ、朝起きると、すぐに海外のコロナウイルス関連のニュースをしばらく巡回するのが習慣になっている。今朝、気になったのが、イタリアの死者が1万人を超えたというニュースとともに、一日あたりの新たな感染者数がなかなか減らずに、ロックダウンの効果が見えにくいという分析だった。


イタリアの一日あたりの新たな感染者数のデータは、例えばここにある。 https://worldometers.info/coronavirus/country/italy/… 確かに、制御が効かないくらいに増え続ける傾向にはないが、それでも新たな感染者数が劇的に減ることにもなっていない。ロックダウンで封じ込める効果が顕著には見えない。


ロックダウンして4週間目に入ろうとするイタリアでは、その効果がなかなか見えないことに苛立ちが強まっているようだ。


https://news.sky.com/story/coronavirus-italy-becoming-impatient-with-lockdown-and-social-unrest-is-brewing-11965122… まだロックダウンの劇的な効果が見えないことを指摘する記事もある。


新型コロナウイルスに対して人類がこれだけ激烈な反応をしているのは、一つには従来の病原体に比べてその性質が良くわからないという点に原因がある。イタリアでのロックダウンが続いていても、なかなか新たな感染者数が減らずに、死者数が増え続けていることをどのように分析すべきだろうか。


武漢でのロックダウンが実際に効果があった(ように見える)こと、感染経路についての合理的な推定を踏まえれば、ロックダウン自体はある条件下ではやるべきで、やらないよりは感染者数は減ると期待される。それでも、イタリアのように、なかなか感染者数増加が収まらないという事象もある。


多くの論者が指摘しているように、コロナウイルス感染による公衆衛生上のリスク、危機に加えて、社会や経済の活動が止まってしまうことによる副作用もある。イタリアではロックダウンが続き、(お金の)蓄えが尽きた人たちによる犯罪もおき始め、社会不安が忍び寄りつつあるようだ。


よくわからないことの多い新型コロナウイルスであるが、感染拡大があるフェーズに達したらロックダウンは合理的な対策なのだろう。しかし、その場合でも、感染者数はすぐには劇的に減らない可能性もある。また、迅速に必要な現金を支給するなど、ロックダウンの副作用の手当もしないといけない。


いずれにせよ、新型コロナウイルスは各国、各地域で少しずつ異なる感染拡大、社会への影響のあり方を見せており、さまざまなケースを比較することで、どのような対応を取るべきか、その際に予想される弊害はなにか、さらなる対策は何かを精密かつ迅速に検討する必要があるようだ。


以上、連続ツイート2504回、「ロックダウンが4週間目に入ってもなかなか感染者数が減らないイタリアのケースからの教訓」をテーマに、8つのツイートをお届けしました。

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1238回


カリンカさん


50代の主婦です。私は何かをする時、不安で心がいっぱいになります。子供がゲームをしていると、「ゲーム依存になったらどうしよう」と思い、自転車に乗ると、「転んだらどうしよう」。特に酷いのは食事で、「胃もたれしたらどうしよう」と考えて食べられなくなってしまい、痩せて歩くことも辛い程になってしまいました。この不安感を脳内からなくすことは出来るのでしょうか。


ご回答。


不安が生じるのは、どちらかというと、「ボトムアップ」の反応なのです。

身体からのさまざまなシグナルや、感情の中枢である扁桃体を中心とする回路が活動しています。


一方、それをどのように受け止めるか、どう生きることに反映させるかは、前頭葉を中心とする「トップダウン」の働きなのです。


同じ感情が生まれても、それをどう解釈するか、自分の行動に活かすかということは別の問題なのです。


カリンカさんも、ある感情が生まれること自体は、避けられないとしても、それをどう解釈して、自分の生きるに活かすかはべつに考えたらいいのではないでしょうか。


たとえば、「ゲーム依存になったらどうしよう」と思ったら、「でも、ゲームで生きていく、プロゲーマーとかプログラマーみたいな道もあるかも」と考えたら、「胃もたれしたらどうしよう」と思ったら、「胃もたれしないたべものを食べよう」と考えたり。


いろいろあり得ることをあらかじめ考えてしまうことは、一つの反応としてあり得ることですし、それは脳がちゃんと働いていることを意味するのですが、あとは、その解釈を少し前向きに変えてあげるだけで、随分と違うものの見方が出てくるのです!

nounandemo
 
脳なんでも相談室へのご相談は、https://lineblog.me/mogikenichiro/archives/1294423.html のコメント欄までお願いします。

よくある相談項目を集めて、回答した本です↓

『すベての悩みは脳がつくり出す』


 通りを歩いていたら、ママが乗っている自転車の後部座席に、4歳くらいの女の子がちょうど乗ったところだった。


 それで、スタートしようとした時に、女の子のかぶっていた帽子が落ちてしまった。


 あれ、と思って、ぼくは10メートルくらい手前だったので、近づいたら拾ってあげようかと思った。


 そうしたら、その女の子、後部座席に座ったばかりなのに、ものすごい勢いで降りると、帽子を拾って、また乗ってしまった。


 その往復運動が、ためらいがないというか、本気になった時の猫のように素早かった。


 せっかく乗ったんだから、また降りるのは面倒だな、みたいなおとなの発想は全くなく、しゅわーっ、さささ、しゅわーみたいな女の子の動きに、4歳という人生の元気期の勢いを見た。


(クオリア日記)

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