月別アーカイブ / 2019年11月
東京工芸大学で
その20分の雑談が、干天の慈雨のようで
昨日はちょっとめずらしいことが起こって、お仕事のお相手がなかなかこない。
秘書の方もつかまらないと言っている。
それで、どうされたんだろうと思って、2時間の予定のうち1時間が過ぎて、それでもいらっしゃらなかった。
あとで、ご本人からメッセージが来て、なんと過労で病院に運ばれて点滴を打たれていたのだという。
ご回復したようで、よかったです。
ほんとうに、ご無理なさらないよう!
ディレクターとか編集の方はあせっていたけれども、こちとら脳科学者、意識を研究してうんじゅうねん、すべては偶有性だと思うから、ちょうどいいやと思って、待ちながらたまっていたto do listをこなしていたら、一時間とか一時間30分とかあっという間に経ってしまう。
それで、残り20分くらいになったとき、さすがの私も仕事をやめて、現場のスタッフの方と、だいじょうぶですかねえ、心配ですねえと(その時点ではどうされたのかわからなかったのだ)雑談していたら、それがとっても楽しい。
考えてみたら、このところ、ほんとうに忙しくて、いつもぎりぎりだったから、その20分の雑談が、干天の慈雨のようで、心がほんわかしていくのがわかった。
結果として、なんだか小春日和みたいになった。
お相手の方もご回復されて、また改めてお仕事できること、たのしみにしています。
(クオリア日記)