月別アーカイブ / 2019年08月


 今日みたいに曇っていて、小雨もときどきちらついて、涼しいかな、走りやすいかなと思って走っても、やっぱり気温が高いので、ダメージが来る(笑)。


 公園の水道で水をのんだりからだにかけたりしながら、11キロ走ったら、白シャツが汗でぐっしょり濡れた。


 暑い時には暑いときなりの走り方があるけれども、基本的にスピードを出すのは無理だ。(少なくともぼくには)


 一つ良いのは、蝶がたくさん飛んでいることで、それがうれしい(笑)


 蝶とたわむれながら、少しゆっくりめに走るのが、夏のランニングの醍醐味だ。


 その夏も、もうすぐ終わろうとしている。


(クオリア日記)


 この時期、イギリスは夏時間で、朝のBBC radio 4がちょうどいい感じの進行になっている。


 日本時間の朝8時が向こうの午前0時で、「Midnight news」がビッグベンの時報とともに始まる。


 それが30分あったあと、朗読がある。今朝はMy name is whyというMemoir。それで、8時50分くらいになると、Shipping forecastが始まって、イギリスの周辺海域の気象が淡々と読み上げられる。イギリス時間だと午前1時の少し前の時間帯で、これを聞きながら眠っていく人も多いかもしれない。


 Shipping forecastの前は、Sailing byというノスタルジックな音楽が流れて、これを聴くと癒やされる。


 それで、Shipping forecastが終わると、God save the Queenが流れて、その後はBBC world serviceになる。


 BBC radio 4は地域制限なしにどこでもネットで聞ける。

 ぼくは、Google homeで「OKグーグル、BBC radio 4をかけて」と言ってかけてもらっている。


 今日、仕事をしながらかけていたら、wild goose chaseという表現が出てきて、ああ、この表現のクオリアが好きだなあと改めて思った。


 そんなふうに耳の端で聞きながら仕事をする時間は極上だ。


 これが冬になると、一時間遅くなってしまうので、Midnight newsが日本時間午前9時、Sailing byが午前10時前ということで、少し遅くなってしまう。


(クオリア日記)



英語で、「make a beeline」という表現があるけれども、うまいなあと思う。


ハチがまっしぐらになにかに飛んでいくような切迫感とか、そういうクオリアが表れている。


トイレに行く時に、別の方向から、他の方が歩いてくることがあって、その時、その歩き方の速さとか切迫度で、なんとなく「1」か「2」かわかるような気がする。


それで、行ってみるとやっぱりそうだったということがある。


そんな時、自分も「2」だったりすると、なんとはなく気まずくて、かといって足を早めて個室確保、というのも武士の情け的にどうかと思うので、足をむしろゆるめて譲ってしまったりする。


「2」だと思っていたのが、「1」だったりすると、ほっとして入ったりする。


そんな時に、「make a beeline」という英語の表現があたまをかすめる。


よくできている表現だと思う。

(クオリア日記)

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