月別アーカイブ / 2019年04月
ベルリンにも大きな公園があって、フィルハーモニーがあって
昨日、ドイツのベルリンから来たひとのインタビューを受けていて、その人は社会学者なんだけど、合間に、そういえばここから見えるあそこの緑が、皇居なんだけど、昔は将軍が住んでいたんだけど、日本の近代化で、天皇が京都から東京に来て、あそこが今皇居なんだ、と言ったら、その人がニュースで儀式があると言っていた、と言った。
それで、その人はなんと日本に来るのが初めてで、昨日ついたばかりだというから、じゃあ、皇居見ようと言って立ち上がり、そのビルのテラスみたいなところに出て、あの緑が皇居なんだ、と教えてあげた。
実際に見えていたのは宮内庁の屋根だと思うけど。
インタビューは一時間で終わって、ぼくは次の仕事に向かったけれども、その人はこれから皇居に向かって歩いていってみようと思うと言っていた。
どんな緑をみただろう。
ベルリンにも大きな公園があって、フィルハーモニーがあって、緑と緑はきっと呼応している。
(クオリア日記)
切なさやいろいろな工夫やあれこれ
昨日あたり、東京駅の近くを歩いていると、いつもと人の流れが違うというか、子どもたちがたくさんいて、のびのびとしていて、いつもの連休よりもさらに深くのびのびしていると感じた。
気持ちのよい気候の中で、羽根をのばしている子どもたちを見るのは、よいものだ。
ほんとうは、もっと羽根をのばしてもいいのにと思う。
大人たちの働きかたはさまざまで、必ずしもカレンダー通りではないけれども、子どもたちはカレンダー通りが多くて、そしてのんびりと楽しんでいる。
そんな様子が素敵だ。
子どもたちが休みでも、保護者がいっしょにいられるかどうかはわからなくて、そこに切なさやいろいろな工夫やあれこれがあるのだろう。
そんなことを考えながら、東京駅の近くを歩いていった。
(クオリア日記)