月別アーカイブ / 2018年08月

連続ツイート第2120回をお届けします。文章はその場で即興で書いています。本日は、「ストレス」について。


ストレスは脳の大敵である。ストレスがあると、フローやマインドフルネスなど、脳にとって好ましい状況をつくりにくくなる。できるだけストレスをつくらない、そして貯めないことが大切である。


ストレスをつくらない最大の秘訣は、自分がコントロールできることについてはベストを尽くすが、コントロールできないことについては諦めることである。天候や世の中の動き、他人の心などは自分がコントロールできないことだから、最初から諦めて、自分がコントロールできることだけに集中すればいい。


肝心なのは、自分の中にもまた、自分にはコントロールできないものがあるということだ。たとえば無意識がそうであり、自分のスキルレベルもそうである。自分自身に対していらいらしないで、あきらめることがストレスをつくらない秘訣になる。


なんでできないんだろうとか、情けないなどと思わないで、これをする、これを選ぶという意思決定にだけ集中する。自分の人生のCEOは自分だ。しかし、方向性を決めたからといって、そうなるとは限らない。それで良いのだというあきらめから出発すれば、ストレスはたまらない。


あきらめるということは、期待しないということはちょっと違っていて、単にコントロールできないという認識である。あきらめていると、思わぬ幸運に出会ったり、思った以上にうまくいく場合もある。いずれにせよ、最初から仮定しないことである。


それでもストレスがたまることはあるから、散歩したりのんびりしたりして、脳のディフォルトモードネットワークを活性化して、整理、解消するのが良い。つまりは意識のコントロールをリリースして、無意識にゆだねることである。ゆだねることが、最良の自分との対話になるのである。


以上、連続ツイート第2120回「ストレスをつくらないために」をテーマに6つのツイートをお届けしました。


連続ツイートまとめ.png

 山形のラーメン屋さんで、納豆味噌ラーメンというのがあって、迷ったのだけれども、やっぱりそれにした。


 運ばれてきたのを見た瞬間、ああと思った。


 味噌ラーメンの上に、ひきわり納豆がのっている。


 よく考えたら、納豆の味噌汁があるんだから、知っているはずだ。


 それに、納豆と味噌は、原料がいっしょだ。

 

 しばらく味わったあと、ぐるぐるかきまぜてしまった。


 おいしかった。


 普通の味噌ラーメンよりもややこってりとしていて、冬は寒いだろう山形の風土にあっているんだろうなあと思った。


(クオリア日記)


なっとうラーメン.png

681回


とぅるとぅるさん


脳の言語野


初めまして。
大阪在住の29歳女、会社員です。
どうしても茂木先生に相談したい事があり、初めて投稿させていただきます。

それは、脳の言語野についてです。

約8年前、韓国語を『ペラペラ』と言われる域まで習得しました。
1年間の留学を終えて帰国したあと、母国語である日本語を話すことが難しくなりました。
帰国後すぐは、単語がどうしても韓国語で出てきてしまう、というレベルでしたが8年経った今、『文章を脳の中でつくること』がとても下手です。

書く際は、見返し、並びかえることが可能ですが、話す時どの順序で話したらいいかすぐにまとめられず、言葉に詰まったり言いたい話が言えなかったりして、まともに人に話を伝えることができていない気がします。
今となっては韓国語が日本語よりも先に出るほどではなくなりましたのでベースは日本語なのですが、未だに上手く単語(日本語)が出ないことがしょっちゅうあります。
留学に行く前まではこんな悩みなかったと思います。元々頭がすごく良いという方ではないですが、話すことに関しては性格も明るく、よくしゃべる方でしたので、コミュニケーションに困ったことはほぼありませんでした。
自分を出せず、人に話を最後まで聞いてもらえず、表現がうまく出来ない状態が、辛いです。
とても、とても悩んでいます。
誰に、どこに相談に行くべきかも調べてもわかりません。

別の言語が入ることで、このような脳への悪影響は有り得ることなのでしょうか。
それとも、別の問題なのでしょうか。
関連性が知りたいです。

ぜひ、茂木先生のご意見、見解をお聞かせください。
よろしくお願い致します。


ご回答。


母語も外国語も、同じ言語野で処理されるわけですから、理論上、干渉は有り得ます。


一方、脳には切り替えのメカニズムもあって、外国語を習得しても、問題なく話せることが通例です。尾状核などの部位が、この切り替えにかかわっていることが知られています。


日本語と韓国語は、自動翻訳の研究などからも、言語的に近いことが知られています。


このため、韓国語に習熟したために、日本語が干渉を受けていることはあり得ることです。


ただ、上に述べたように、脳には複数言語を切り替えるメカニズムもあるので、あまり気にせずに生活なさるのがよいと思います。


ご相談の文章を読んでいるかぎり、とても立派で素敵な日本語だと思いますよ!

nounandemo
 
脳なんでも相談室へのご相談は、https://lineblog.me/mogikenichiro/archives/1294423.html のコメント欄までお願いします。

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『すベての悩みは脳がつくり出す』

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