月別アーカイブ / 2018年08月

連続ツイート第2123回をお届けします。文章はその場で即興で書いています。本日は、「プレッシャー」について。


フロー状態になるためには、自分への負荷を高めていかなければならない。スキルと課題が高いレベルで一致しなければフローには入れない。課題が低すぎて、だらだらしたり、退屈してしまっていては、自分の時間や潜在能力がもったいない。


プレッシャーをかける上では、時間と、量、質が最大のパラメータである。このうち、最後の質はそのメタ認知が難しいので、時間や量から入るのがいちばん良い。とりわけ、時間は、制限を加えることで行為の分節化もしやすくなるから、プレッシャーのパラメータとしては適している。


何かをするときに、だらだらするのではなくて、この時間内に終えるということを目安としてもあらかじめ設定すると、プレッシャーが調整しやすくなる。タイムプレッシャーはフローに入るためのもっとも適切なアプローチの一つである。


フローはあくまでも集中しているがリラックスしている状態を指すのであって、プレッシャーがあるからといって緊張してしまってはいけない。フローの状態では、プレッシャーはストレスにつながらず、むしろよろこびとなる。

プレッシャーをフローに変換する感覚を覚えるためには、自分自身でプレッシャーをかけて、そのレベルを調整する練習をふだんからしておいたほうがよい。このスキルさえ身につければ、プレッシャーにおいてストレスを感じることなく、むしろほほえみのフローに変換できる。


質に関するプレッシャーが、いちばん難しい。これには「感想戦」が有効である。自分のパフォーマンス、生み出したものを振り返って、冷静にその質を検証する。そして、次の向上へと結びつける。この認知プロセスは、むしろプレッシャーとは関係なく、ゆったりとした気持ちでふりかえりをするのが良い。


以上、連続ツイート第2123回「プレッシャーをフローに変換する」をテーマに、6つのツイートをお届けしました。



連続ツイートまとめ.png

 夏はソーメンやひやむぎで(こう書いていて、ぼくはソーメンとひやむぎの違いがよくわかっていないことに気づいたのですが、このままググらないで、両方をソーメンで代表して書きます)、子どもの頃もよくたべた。


 それで、なぜかは知らないけれども、白い中にほんの数本赤や黄色や緑のが入っていて、あれがおいしそうでたまらなかった。


 冷静に考えてみたら、味がかわるはずがないのに、なんであれほど色違いのソーメンが素敵に見えたのだろう。



 生涯のクオリア歴の中でも、色違いソーメンは特筆されるべきものである。


(クオリア日記)


いろつきソーメン.png

684回


もちおさん


茂木先生はじめまして
僕は学生です

最近ネットで、自由意志は存在しない、という記事を何個も見ました。 ネットの情報を鵜呑みにするのは良くないのは重々承知ですが、本当に自由意志は存在しないのでしょうか?
今こうして僕が茂木先生に質問することも、僕が今日牛丼を食べたのも、僕が好きな子に告白したことも全て自由意志で行ったことではなく、自然法則などで定められた必然のことなのでしょうか? 
なら僕は生きてる意味がわからなくなってきてしまいました。 このことばかり考えていて頭がおかしくなりそうです。 何か教えてくれたら幸いです。


ご回答


生きている中で、自分には「自由意志」があるということに気づくのが、メタ認知の第一段階です。


次は知識が必要になります。物理法則が、ニュートン以来、力という概念を生み出し、その統一に向かってきたこと。脳や身体を含めたすべての物質が物理法則のもとでの因果性に従っていること。この知識を獲得し、理解すれば、「自由意志」の存在が難しいことがわかります。これが第二段階です。


それにもかかわらず、私たちは自由と感じる。つまりそれは「幻想」なのだろう。自由意志という幻想は、脳がうまく機能していることのチェックにもなっている。そもそも幻想というのはそれ自体存在していて、それなりの意味を持っている。そのようなことに気づくのが、第三段階です。


多くの方が、このようなプロセスをクリアして、しかも楽しく、自由に、創造的に生きています。もちおさんもそうなんじゃないかな。おめでとう。世界は深くて、広くて、そして自由ですね。


ニーチェの「ツァラトゥストラ」の蜘蛛の巣のエピソードも、素敵ですよね。

nounandemo
 
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