月別アーカイブ / 2018年04月

第561回。


.ichiron16 さん


人が罵り合う時、それはお互いの意見を尊重していない時だと思います。

今日、妹と弟がテレビをめぐってもめていました。口喧嘩は熱を帯びいつしか、聞くに耐えない罵り合いに発展していきました。結局、僕がある意見を出して一応は収まりました。僕は「先にテレビを譲ってあげた方には次にもめた時に自分の意見を通す権利を一回限りで与えたらどうか」と提案しました。この意見に弟が乗って一応は解決しました。しかし、妹と弟はその後もお互いの容姿や知性を悪く言い合うのです。

僕はどうしてこうなってしまうのか、徹底的に考えました。そして気づきました。弟は妹のそして、妹は弟の意見を軽んじているということに。自分の意見と相手の意見を天秤にかけ自分の意見の方が価値があると決めつけているのです。こうなれば、もちろん相手に我慢を強要するようになります。なぜなら、相手の意見は自分のよりも価値が低いと考えているのですから。

しかし、僕は人と話し合う時はまずお互いの意見を尊重し合う立場に立つべきだと思います。そうすることでお互いが納得する解決案を共に考えていくことができるのだと思います。


茂木さんは人と揉める時はどのような立場や前提に立つのが好ましいと思いますか?


ご回答。


このような時、言葉は、感情によって生成されます。

なにか事実や論理があって、それによって言葉の文字列が生成されるのではなく、最初にある感情があって、それに合った言葉が口をついて出てしまうのです。


ですから、対立しているときには、言葉尻をとらえるのではなく、その根本にある感情を見つめて、向き合い、その感情のケアをすることが大切です。


事実や論理的整合性は、大切でも、感情には勝てないことが多いのです。

nounandemo
 
脳なんでも相談室へのご相談は、https://lineblog.me/mogikenichiro/archives/1294423.html のコメント欄までお願いします。

よくある相談項目を集めて、回答した本です↓

『すベての悩みは脳がつくり出す』



 ある場所に行こうとして、グーグル先生に聞いたら、ぐっと曲がっていけという。


 でも、そんな道があるような気がしなかった。

半信半疑でそっちの方へ向かってみたら、都会の真ん中に空き地があって、その先に高速道路が通っている。


 その下の小さな道を、みんながすいすい歩いている。


 ふだんから通っている人は慣れているのだろう。

 

 まるで、開けゴマ、魔法のような気がして、朝の風景が変わった。


 ふだん通っている人も、最初の一回は、魔法を感じたのだろうか。


(クオリア日記)

第560回。




よっぺぇさん


茂木先生

こんにちは!


今年の4月から働いてる者ですが、1つ、就職関係で思うことがあります。


それはいわゆるリクルートスーツがあるということです。

そもそもスーツを着なければマナーとして悪いって言われること自体納得いきませんが…

それは置いといて…



黒いスーツでないと印象が悪いってことを言われて、なぜだろうとずっと思っています。


みんながそうだからと言われればそれまでですが…なぜなのか疑問です。


茂木先生はリクルートスーツがあるということにどうお考えですか??

よろしくお願いいたします。


ご回答。


リクルートスーツについては、過去、何度も発言してきたのですが、ぼくもよっぺぇさんと同じように、あそこまで同じ格好にしなくてもいいだろうと思います。


不思議な習慣ですね。


もっとも、日本の中にもいろいろな考えの人がいて、たとえばIT系のベンチャーなどではそもそもリクルートスーツ着ていくこと自体そんな発想ないでしょうし、また、ある有名なカリスマ経営者は、リクルートスーツを、「喪服」とおっしゃっていました。


よっぺぇさんの感覚はきわめてまともですが、そう考えない人もある程度いるから、こんな現状になっているのだと思います。


社会としての、思考停止ですね。

nounandemo
 
脳なんでも相談室へのご相談は、https://lineblog.me/mogikenichiro/archives/1294423.html のコメント欄までお願いします。

よくある相談項目を集めて、回答した本です↓

『すベての悩みは脳がつくり出す』

↑このページのトップへ