ささくれさん

おはようございます。高3の女子です。
私は今、一つの言葉に囚われてしまっています。
私は小学生の時友達と呼べる人が1人しかいなくて、その友達に嫌われないように、ずっと気を使って、相手を立てて生活していました。それでも高学年に上がった際に学校で距離を置かれてしまい、しばらく独りでいる時期があって、その時のストレスで頻繁に独り言を言うようになってしまいました。
同じ中学に入学して、偶然部活が同じになった事でまた前のように話す機会が増えたのですが、その友達の私を下に見るような態度や、私自身自分を抑圧しているような感覚を感じたことが原因で、友人関係を続けるのに限界を感じていました。
ある日独り言のことで精神的に追い詰められてしまい、思わず治療するために精神科で治療したい、とその友達に漏らしてしまいました。するとその友達が 今の私がいなくなってしまうから、絶対に精神科には行かないで、 といってきました。 もちろん、悪い意味では無かったとは思うのですが、その時の私は退路を絶たれてしまったような気持ちがして、本当にショックで、その後、どのように家に帰ったのかは全く覚えていません。
その後私にも少しずつ新しい友人が増えて、外での遊びも覚えていきました。そうやって素の自分を出せるようになっていくにつれ、自然と独り言もへっていきました。高校生になってから数回その友達と遊ぶ機会があったのですが、もう挙動や性格に昔の面影が感じられなくて、偏差値の話や他人を見下す話ばかりで嫌気がさしてしまって、今はもう出来るだけ友達に接触しないよう努めています。
ですが最近、ふとした時に友達の言葉が頭の中に浮かんでしまって、友達だってすっかり様変わりしてしまったというのに、私が変わってしまった事や新しい生きがいを見つけたこと、これから新しい夢を追いかけて行くことに対して、罪悪感のような気持ちが生まれてきてしまいました。
もう、前に進むべきだということは分かっているのですが、どうしても言葉の表面の意味だけにとらわれてしまい、昔のように自分を偽ることを要求されているようで、モヤモヤがとまりません。
もう、こんな状態から抜け出したいです。どうすればいいのでしょうか。


ご回答。

一つの言葉が記憶に残っているということは、それだけ強い感情のインパクトがあったということです。

そして、そのような記憶は、抑圧しようとすればするほど暴れます。
どうやれば乗り切れるかと言えば、その記憶のまわりに、意味の解釈というコーティングをすればいいのです。

ささくれさんはすでにそのようなことをされているようですが、その言葉で、自分は何を感じ、そのことは人生でどんな意味があったのか、そのお友だちは自分にとってはどんな存在だったのか。そのようなことをゆっくり振り返ってみてください。

すると、その言葉の意味が腑に落ちて、同時に、その「解釈」が記憶のまわりにコーティングされて、それほど苦い味ではなくなってきます。

この手法はprolonged exposureと呼ばれます。

記憶を抑圧するのではなく、むしろ向き合って落ち着かせることで、先に進むことができるのです。

nounandemo
 
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