東京のA地点からB地点へと移動しなくてはいけなくて、でも、時間が微妙に余っていて、その移動の間、できれば仕事の課題図書を読みたい、という状況であった。


 どうしよう。


 ぼくは、夕暮れの街に立ってぼんやりしていた。


 そうしたら、目の前に、バスが止まっている。

 どうから、ここが始発らしい。


 む? 


 と思って、そのルートを見たら、これから行く場所そのものには行かないけれども、そこから歩いて15分くらいのところは経過する。


 しかも、始発だから、座っていける。


 これだ!


 喜んでスイカでピッ! として、バスに乗った。


 それで、課題図書を読み始めた。


 だんだん、バスは混んできて、立っている人もたくさんになったあたりで、「次降ります!」とボタンを押して、降りた。


 立っていた方が、うれしそうに座られた。

 なんだか、全てがうまく行ったようで、良かった。

 

 目の前に、バスがあってよかった。


 バスさん、ありがとう。


(クオリア日記)


虹のバス.png

第587回。


尚美っちさん


茂木先生はじめまして。

私は、支援学校にかよう小学生の息子が居る母です。

息子が、人の泣きごえに反応してパニックになります。赤ちゃんは、仕方ないとして、同年齢などが泣いたりすると、自分も悲しくて、どうしたら良いかわからくて、泣かないで欲しくて、叩いてしまいます。耳は聞こえているので、泣いてたらヨシヨシだよといい聞かせ、本人も理解してるが、なかなかできないようです。。その子を嫌いにならないように

言い聞かせ方があれば、教えて下さい。


ご回答。


息子さんは、泣きごえを自分でどう受け止めたらよくてわからなくて、情報や感情がオーバーフローしてしまっているのだと思います。

そのような際は、言葉で何か伝えることも大切なのですが、どうじに、「安心」という心の支えを差し伸べてさしあげることも大切です。


何よりも不安なのは息子さんなのです。お友だちのことを思いやる前に、ご自身が安心しなければなりません。


だいじょうぶなんだよ、安心していいんだよというメッセージを、出し続けてあげてください。


何よりも、息子さんが好きなものに熱心に集中できるように、そんな時間がたくさんできるようにしてさしあげてください。


集中して楽しむだけ、それだけご自身の「芯」が強くなって、いろいろあっても、だいじょうぶになっていくと思います。

nounandemo
 
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よくある相談項目を集めて、回答した本です↓

『すベての悩みは脳がつくり出す』

走っていて、雨がポツリポツリと降ってくるのは、いちばん好きな状況のひとつだ。

特に、気温が高い時は、体に熱がこもっているからありがたい。

レインリアクションというのがある気がしていて、蝶などは雨が降ってくると飛び方が変わる。

ぼくもまた、走り方が少し変わって、ぴょんぴょんとび跳ねたりしているのかもしれない。


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