中心を外さずに。 第21回



「番組」から「動画」の時代になったのだと感じる。

しばらく前に、中学生が地上波テレビを見ない理由として、「だって、動画がもう始まっているんだもの」という話があったが、自分の好きなタイミングで、最初から見られる動画がたくさんある時代に、「もう始まっている」地上波を見る理由があまりない。

だからと言って地上波の意味がないわけではなく、むしろ、後に動画としてアーカイブできるクオリティ、文脈の番組をつくる努力をすれば良いのだと思う。

その場かぎりの「視聴率」だけでなく、(有料、ないしは無料で)アーカイブされた後の累積視聴数も考えて、じっくり、ちゃんと作り込んだ番組であれば、地上波テレビには意味がある。

ピコ太郎さんのPPAPの動画の方が、ピコ太郎さんがその後出た無数の地上波の場面よりも価値を持ち続ける、というあたりに、どんな番組作りをすればよいかのヒントがあるだろう。


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パーティーなどで、自分に注がれたり、渡されたワイングラスの中に、なぜかワインが他の人の半分くらいしか入っていないと、なんとなく寂しい。

あれれ、と他の人を見ると、ちゃんともっと入っている。

それで、乾杯して、これしかないから、と節約して飲むと、たっぷりはいっていた人のグラスに、ぼくよりもワインが残っていないと、やっぱり、たっぷりある人は豪快に飲むんだな、と思う。

そんな時、今度、どのグラスにも同じくらい注げるように自分でも練習してみようかな、と思う。

(クオリア日記)


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第415回


花子さん

花子 20代 フリーター

周りから見る目がないと言われます。
もう少し人を疑った方が良いと言われます。

どうしたら、見る目を養えますか?

また、半信半疑に人と接するにはどうしたらよいでしょうか…

よろしくお願いします。

ご回答。

人を疑ったりとか、半信半疑にされる必要はないと思います。

むしろ、その人をほんとうに良く見れば良いのではないでしょうか。

すると、判断をする前に、何かが伝わってくるはずです。
おそらく、花子さんは、きちんと、その人のことを見ていないのかもしれません。

小林秀雄は、講演の中で、猜疑心ばかり強い人は小さい、感化されるような人の方が大きい、という趣旨のことを言っています。

疑うとか、信じるとか、そのような結論ありきではなく、まずは、人と広く深く向き合うことが大切なのだと思います。

nounandemo
 
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