連続ツイート2145回をお届けします。文章はその場で即興で書いています。本日は、「可能性の芸術」について。


政治は「可能性の芸術」と言ったのはビスマルクである。議会制民主主義においては、とにかく票を集めて、政権をとらないと話にならない。そのためにはさまざまな可能性を探る。与党も野党も、可能性の芸術を追求する。その結果、政権交代が定期的に起こるのが民主主義の新陳代謝である。


『新潮45』の水田論文特集に批判が集まるが、「野党」百害という特集もひどかった。政権交代が民主主義に不可欠な新陳代謝だと理解しているメディアは、このような一方的な野党誹謗中傷はしない。するとしたら「芸としてのおっさん」かイエロージャーナリズムだが、本来新潮社は無縁であるべきだ。


日本における「芸としてのおっさん」の中には、現在の与党(的なもの)を固定して、それ以外のものを腐すという心の老化作用のようなものがあって、それを書いて読んでよろこぶという活字のエコーチェンバーを延々と続ける傾向がある。「新潮45」がそのような知の怠惰に落ちたのは本当に残念だった。


米国の民主党と共和党、英国の労働党と保守党のように、定期的に政権交代を繰り返してしか醸成されない政治家の資質がある。与党でないと見えない、育たない資質があり、野党でないと見えない、育たない資質がある。万年野党、万年与党では、政治家としての資質のどこかが腐っていく。


日本の野党が、戦後において長いあいだ「万年野党」で、その中で「可能性の芸術」を追求する筋肉を持たなかったことは事実としてあるかもしれない。その中で、政治家が、野党の一議員であることで満足していたら、それは批判の対象になっても仕方がない。


しかし、今回の「新潮45」のように、「野党」百害といった見出しをつけて一方的な批判記事を載せることは、「芸としてのおっさん」の心の老化には寄与しても、民主主義の新陳代謝には全く寄与しない。メディアは、むしろ「可能性の芸術」の風通しを良くするような記事を編集すべきだろう。


以上、連続ツイート2145回「可能性の芸術」について、6つのツイートをお届けしました。


補足。野党は、政策や主張の純粋さばかりを追求して満足しているのではなく、「過半数の分水嶺」がどこにあるのかをみきわめて、自分たちの政策を常にそこに微調整していく努力をしないといけない。そうでないと万年野党になる。


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さっき、BBC radio 4を聞いていたら、ニュースでレポートをしている人が、new kids on the blockという表現をしていて、つまりは、映像配信のhuluやnetflix, amazon primeのことを言ってたんだけど、このnew kids on the blockという表現は以前から時々聞いていて、意味はわかるんだけど、語源はなんだろう、と思って調べてみたら、やっぱり、1984年に結成されたアメリカのアイドルグループが元になっているようだった。


つまり、あまりにも語感がいいし、クールなので、colloquialに使われるようになって、ついにはBBCのニュースでも表現として用いられるようになったんだろう。


言語の、このような生きもののようなところが好きだ。


人はいつも新鮮な響きの言葉を求めている。

new kids on the blockもその一つだったんだろう。


(クオリア日記)


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706回。


nandarouさん


女子18。
人と向き合うってどうゆうことなのでしょうか?

本音を言わないみえないわからないって言われたのですが、どうしていいかわかりません。

大学に通ってますが、すこし本当に自分がなにをしていくのかしたいのか休んで考えたいです。なにもせずに、

自分の問題を人に当たったり感情的で弟やお母さんの日常を邪魔してしまいます。弟は、また頑張ろうとしているのにまた不安にさせて学校に行くやる気を失わせてしまいました。何回も同じ繰り返しをしてしまいます。


ご回答。


人と人は、わかりあうとか、向きあうということは基本的に「完全にはできない」ことだと思います。


いわば、「不良設定問題」なのです。


そんな中、少しでも心が通じたり、わかりあえたら、うれしい。

そのような幻想を持っている、という言い方をしてもいいです。


だから、あまり期待しないで、また自分にも課さないで、リラックスして、ただ共存するというところから始めると、おそらくうまくいくはずです。


休む、というか、肩のちからをぬいて、自然な自分でいる、ということで、世界のさまざまが見えてくると思います。


何よりもそれぞれの一日を楽しんでくださいね!

nounandemo
 
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