昨日、高橋みなみさんの番組にうかがう前に、Tokyo FM の近くの立ち食いそば屋さんに入った。

初めてお世話になる店だった。

ぼくは必ず生卵を注文する。そして、これがコツなのだが、生卵を少しでも温めるために、具や麺で隠す。

食べている間に、「あっ、こんなところに!」と「発見」して、よろこんで食べるのだ。

その店は、入った瞬間から、「できる」感じがあった。

カウンターの中に、三人の「仕事人」がいて、無言でそれぞれの作業をこなしていた。
たたずまいが渋かった。

きつねそばと生卵を頼んで、待つことしばし。

私のそばを作っているその動きを見ていて、私は思わず「ムムム!」と思った。

できる! このそば屋は、できる!

仕事人のおじさん、そばに生卵を落としたあと、さささと、油揚げでその卵を覆ったのだ。

これだ! これぞ、秘技、そばの生卵、隠遁の術!

いやあ、できるそば屋さんに出会ってよかった!

そばっ食いの気持ちが、わかっているねえ!

(クオリア日記)


プロそば.png

第384回

.min さん

こんばんは。22歳、女です。

私は大学を卒業してしばらく定職に就いていませんでしたが、この連休明けから契約社員として仕事をします。

そのことで姉と話した時、「辛いことや人間関係の悩みはこの先あるだろうけど、辞めちゃ駄目だよ。私なんて職場に嫌な人がいて出勤する時に胃が痛むようになったけど、胃薬飲んで頑張って行ってるから!」と自慢げに言われました。

私は「そんなに嫌なら辞めればいいじゃん」「それって自慢することか?」と思いました(その場で言って怒られたりしたくなかったので黙っていましたが)。

私はこの先やりたいことや住みたい街がたくさんあるのでいずれは転職するつもりで自分の将来を考えているし、少しくらいの嫌なことなら耐えてもさすがに胃の痛みを我慢してまでその職場にいるなんて馬鹿げているとさえ思います。

このように「いつかは転職したいな」とか「嫌なら辞めよう」という考えで仕事をするのは、甘えでしょうか…(もちろん、せっかくご縁があったので今決まっている仕事にはよほどのストレスがない限りすぐには転職せず、一生懸命取り組むつもりです)。

ご回答。

ストレスは、身体に悪いですし、脳もよく働いてくれません。

ですから、できればストレスのない働き方をした方がいいと思います。

ただ、人間関係はどうしても自分が思ったように行かないことが多いですから、ある程度がまんすることも必要です。

大切なのは、そのがまんにも、限界があるということです。

人生でいちばん大切なことの一つは、逃げ足の速さです。

切り替えの速さと言っても良いかもしれません。

「ここは駄目だ」「私には合わない」「無理」とわかったら、さっと切り替えて次に行くことは、決して悪いことではありません。

また、働きながら、「いざとなったらやめて次に行こう」と考えていることは、いわゆる「plan B」で、
決して悪いことではないのです。

今の職場の仕事が、.min さんにとって有意義でたのしいものであることをお祈りしています。


nounandemo
 
脳なんでも相談室へのご相談は、https://lineblog.me/mogikenichiro/archives/1294423.html のコメント欄までお願いします。

『すベての悩みは脳がつくり出す』



先日、都内のある場所を歩いていたら、名所旧跡のプレートの前で、おじさまが3人で集まって何やら話していた。


江戸時代の武家屋敷の跡地か何からしいのだが、熱心にあれこれと確認している。


そのうち、ひとりのおじさまがプレートを指した。


指差し確認しながら、何やら話している。


それにつられるように、もうひとりのおじさまも、プレートを指差した。


どうなるかなあ、と思ってドキドキしながら見ていたら、ついに、もうひとりのおじさまも、プレートを指差した。


おじさま3名が、プレートを指差し確認しながら、無我夢中になって話し続けている。

忙しい通りを行き交う人たちに気に留めることなく、自分たちの世界に没入する、3人の指差しおじさま。


すてきです。


(クオリア日記)



指差しおじさん.png

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