月別アーカイブ / 2016年12月


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うちのシェアハウスの水圧は弱かった。

今、思い出しても弱い。かなり弱い。相当弱い。尋常なくよわい。いや待てさすがに思い出補正で盛っているんじゃないかと、当時のメンバー3人に聞いてみたが、やはりどう考えても弱かったようだ。

普通、生まれも育ちも違う4人の人間が一つの意見に収まることは中々ない。

確か、SMAPのセロリでも同じことを言っている。

山崎まさよしのセロリもそうだったはずた。

夜は静かにしよう、の夜が20時からなのか、22時からなのかでも揉めたし、服の干し方ひとつとっても、こだわりが感じられた。

そんな僕らだが、うちのシェアハウスのシャワーに関しては「弱い」で満場一致。


紛うことなく「弱い」となった。




以前、あらゆる現状を肯定する取り組みをしていたと伝えたが、


そんな僕らでさえも






「この水圧は悪さ」

と口を揃えた。



そう。冬のシャワーにおいて、最も大事なのは、シャワーの温度ではない。水圧なのである。

水圧の弱さは万病の元といっても過言ではない。

具体的に説明しよう。

まず、どう足掻いても体の全てにお湯がかからない。常に一部分が寒いのだ。これがもう笑っちゃうくらい辛い。


BUMP OF CHICKENの曲で「温か過ぎて寒気がした」という歌詞があったが、うちは「寒すぎて笑う」である。


特に頭を洗う前には、相当体温を上げてからでないと、冷気に持ってかれる


よしよしよしよーし(頭を洗う前)

  ジャージャー

よしっ!!!(水流に頭を入れる)

  バシャッ

うぅ、うぅ、ううう(体を震わせて頭を洗う)

  ワシャワシャ






いったいなんだこれ?

俺は何をしているのだ?





地獄であった。

しかし人間は、目の前の困難を、工夫と改善によって乗り越える生き物である。


僕らもまた、各々の工夫をもって、このシャワーと向き合うことにしたのだ。



まず風呂に入る前にシャワーを流す。この時点で服は着たままだ。まだ脱がない。それは初心者がやることである。温度を最大にし、十分な温度のお湯が出たら、ようやく服を脱ぐ。

そして、すぐさま背中をシャワーに向けた状態で、滴るように流れて来るお湯の中へ。頭をできるだけ下にし、体全体を丸め、後頭部から背中全体へ湯をかける。


これが最も体全体を即座に温めることができる方法だった。



笑ってやってくれ。

25に近い男がこんなことをしていたのである。


 
また、他にも日中に浴びる、ランニングや筋トレをした後に浴びる、大学のシャワーや近所の銭湯を使う、さらには彼女の家や実家に避難するなどの手法も取られた。


しかし、時にはどうしても真夜中に、寒々としたこのシェアハウスのシャワーを使う必要に迫られることもある。



そんな圧倒的な現実を目の前に、僕がすがるようにして頼ったこと、



それは、
 
歌ってごまかす


という手法。




は歌った。

情けないほど大声で。
ひどい表情で。









うぅー、頑張ってみるよー



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うちのシェアハウス「グラッシェ」にはサンジを名乗る男がいた。あの有名漫画「ワンピース」のコック、サンジである。


彼の名はふっきー。共にグラッシェに住んでいた仲間である。


ある日のこと。彼は自炊をしない僕らに向けてこう宣言した。



「俺、グラッシェのサンジになります。」

詳しくは覚えていないが、僕はポカンと口を開けていたと思う。他の住人も同様だった。

「何言っているんだ。」と首を傾げ、目の前の、何かにつけて流されやすいお人よしの後輩がまたしてもおかしな道に踏み込んでしまったのだと心配した。


「お、おう」という僕らの反応を気にすることなく、その後、彼はコツコツと自炊をするようになる。


自分で自分を盛り上げられるのが彼の凄いところだ。

やがて「ふっきー食堂」を開設。


彼の手料理を食べたければその場でお金を払うシステムが完成した。








「クソ美味いと思います。」

料理を出す時、彼は口癖のようにこう言った。その眉毛は心なしかクルクルしていた。


「うん、美味しい。」
僕らが素直に感想を述べると彼は喜び、



「クソありがとうございます。」
とはにかんだ。




その後も彼の中ではサンジ化が進み、

「じゃ、クソ後片付けします。」
「この、クソフライパンが、」
「クソみずけんさん。」

と、最後はただの悪口を連発するようになる。




そんな彼は今、千葉の実家で農業に勤しんでいる。


早起きが苦手なことを僕らは重々知っているので、しっかりやれているのか少し不安である。


でもきっと、彼は広大な大地で、「クソ美味い野菜」を作っているはずだ。  

  

  



水谷です。


顔がでかいです。でも、お父さんの方がもっとでっかいです。


で、お馴染みの水谷です。

あと、かくばっております。


生まれてからずっとです。ずっとでっかいです。


できれば、イケメンだの、カッコイイだの言われたいです。

率直に、切実に、モテたいです。



ということで、過去、事ある度に知り合いの女の子に「水谷はどこに向かうべきか?」を相談していたのですが、

どうやら山P路線ではないようです。(僕は昔から山Pが大好きでした。)



そして長年の調査の結果、前髪を伸ばし、顔の片方を隠すようにすると、いくらかはマシに見えることがわかりました。


これが俺の進む道かと、右半分の髪を伸ばしてに伸ばしました。イメージで言えば、新井浩文。

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ちょっと無骨なアウトロー。社会から外れた無頼派の一匹狼。



でね、ついに言われたんですよ。





「ブラックジャックじゃん笑」って


目の前が真っ暗になりました。いや、ブラックジャックだけに、とかじゃなくて。



今まで信じてきた道は何だったんだと。まるで線路を取り除かれた汽車のように、ただ広がる「自由という名の不自由」を前に呆然としていました。

進むことも戻ることも出来ずにただ舞台に立っているだけですよ、いやほんと。


そんな僕ですが。





ヒントは先日見た「何者」にありました。
そう、岡田将生です。

正確には彼の頭部、つまりはパーマです。




もしかして、自分の答えはパーマにあるのでは?と考えたのです。直感です。その日のうちに美容室を予約し、パーマをかけました。


するとね。


これ、ダメな流っぽいじゃないですか?







これがまたちょうどよい感じなのです。

顔が隠れながらも、ブラックジャックじゃない。


完璧。

そりゃね、もちろん世の読モ的なイケメンにはかないません。


星野源にだって及ばない水谷ですが、しかし僕の持っている最大限のポテンシャルを出したのだと自負してます。



。。。いや良いじゃん別にたまにはこういう記事でも。いつも自虐ネタなんだからたまには嬉しいことを書いても、そりゃぶっちゃけそこまで似合ってないかもしれないけど本人が気に入ってるんだから褒めておけよなんだよなんか文句あるのかよ


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