月別アーカイブ / 2016年11月


前の続き。


ドラマの出演者の、過去の出演作品を語ることで悦に入ってたこの俺。それか情報通だと過信していたあの日。



「あぁ、クドカンの作品ね。」

という友人の言葉に動揺を隠せませんでした。




クドカンってなんぞ



当時、ネットリテラシーはゼロ。クドカンという単語をGoogleの検索窓に入れるという選択を思いつくことなく、俺はひたすら、ウェストゲートパークのサイトをナメるように見るしかなかった。(なぜこの作品かは前回の記事を参照)


ここに、クドカンという文字はどこにもない。


そもそも「クドカン」なのか、「くどかん」なのか、「来土管」なのか。




何なら聞き間違えて「うどかん」ではないのか?そんなあらぬ推測までしまった。
(現に俺はオレンジデイズとオレンジレンジを間違えて覚え、レンジデイズの花がとにかく良い」と吹聴していた時期があった。)



そんな青春時代の謎を解くヒント。

それは当時大好きだった芸人、ネプチューンのホリケンにあった



まさか、略語か?

クド、とは工藤ではないのか?(宮藤だったが。)



その結果、俺は宮藤官九郎に辿りついたのである。


どうやら脚本家らしい。



脚本家!



おぉ脚本家!



脚本を語る。かんて甘美で、なんて新しいのか。映像には決して出て来ないものを言及する。大人の世界。


そこから俺のうんちくターゲットは、脚本家になったのである。



続く



俺が能動的に見た初めてのドラマは「ドラゴン桜」であった。

バカ高校のメンバーが東大受験を目指す物語だ。

キャストは、阿部寛であり、山Pであり、長谷川京子であり、長澤まさみであり、サエコであり、小池徹平であり、ガッキーである。




当時、受験を控えた俺はこの作品にドハマリし、そして興奮した。




ドラマってスゲー

友人に向け、いかにドラマが凄いのか、ドラマを見ることで毎週の生活にどれだけ張りができるのか、絶対にお前もドラマを見た方が良いと力説し、
「面白いドラマは1話で分かるから。」と訳知り顔で語ってみたのだが、



みんな俺よりもたくさんドラマを見ていた。


これは驚いた。今までの会話でそんなそぶりはいっさいなかったのに。もしかして別次元にきてしまったのか?誰かが過去を変えてタイムパラドックスでも起きているのではないか?
同時期、ックトゥーザフューチャーを初めて見た俺はそんなことを考えたほとだ。


しかも。

俺はさらに反撃を喰らったのである。


「阿部寛といえばトリックだよね」


衝撃だった。

なんと過去の作品を持ちだされたのである。
これはカッコイイ。なんかマニアっぽい。その作品だけに留まらない時間の連続性。素晴らしいじゃないか。



そういえば、親父が昔見ていた「明日があるさ」で、作中、主人公浜田課長に絡む妙なおっさんを見ながら、

「浜ちゃんと松ちゃんはコンビなんだ。」と聞いた時も、親父が物知りに見えたものだ。



俺も語りたい。


そんな願いを抱く俺に、ある日、チャンスがやってきた。





「野ブタをプロデュース」である。



あの山Pが、再び登場したのだ。しかも、ドラゴン桜の時とは全く違う。堀北真希も亀梨和也も良かった。まさに青春アミーゴだった。



早速俺は友人に語る。


山Pってドラゴン桜も出ていたけど、全然キャラ違うよね

と。

気持ち良かった。

快感だった。

最高だった。



さらに幸福のひと時は続く。



「クロサギ」である。

俺は狂い出さんばかりにはしゃいだ。



だって、だって!



堀北真希も出ているのだから!


次のドラマを待てない。とにかく、俺は調べた。山Pと堀北真希という二つの軸を持ち、手当たり次第、そこから情報を広げた。

そして、調べるにつれ、メジャーな情報では満足できなくなる。

恥ずかしさを覚えたのだ。ニッチでマイナーで、みんなが気付かないような情報はないかと調べに調べる。


そして、俺からは、次のような発言が増えるようになった。


「真の山Pの良さが出ているのは、ウェストゲートパークだぜ。」

だがそれは、新しい挑戦の始まりでもあった。



「あぁ、ウェストゲートパークね。クドカンでしょ?」


新たな衝撃。先ほどのニッチな出演作を語ることがドラマ2.0なら、今度のは言わば、ドラマ3.0である。


「あぁ、クドカンね。外れないよねぇ。」



といってみたものの、俺の頭の中にははてなマークが浮かんでいた。

クドカンとは何だ。。?


(つづく)


images.jpg

ようやく逃げ恥の最新話を見た。



思えば、今週は逃げ恥から逃げていた週だったように思う。

しかし、ついに今日、逃げ恥と向き合うことができたのだ。




先週火曜日の放送時間、俺は家にいた。

テレビはつけず、ひたすら浴びるように酒を飲み、じっと俺は放送時間が過ぎるまで耐えた。



前回の放送を公式サイトで見れることは知っている。違法アップロードダメ絶対。しかし、俺は近寄らなかった。



ネットが繋がらない屋外で可能な限り作業をし、調べ物やブログ投稿をするときにだけ、Wi-Fiに接続する。



50分近くの動画を見るには不都合な環境を作り上げたのだ。




なぜ、逃げているのか。


もちろん嫌いなわけではない。
そこはひとつ、勘違いしないで欲しい。



俺は、逃げ恥が好きだ。愛している。もう大好き。ガッキーも好きだし、星野源も好き。




古田新太など、かなり前からファンである。君たちパッションだろ!



逃げていた理由。

それはひとえに、逃げ恥ロスを恐れてのことだ。作品の世界に入りこめば入りこむほど、それを失った時の反動は大きい。


きっと何度も放送を見返してしまい、もうしばらく、もしかしたら一生、この物語の続きを見れないことを嘆き、悲しみのため息をつくに決まってる。



そんなのは、おそ松さんで懲りていた。





だから逃げた。とにかく距離を置いた。


自分は逃げ恥の放送など待ち焦がれていない、と思い込むために。


フラットに、

冷静に、

娯楽の一つとして、

気楽に見れるように、




俺は逃げた。







そして、今日。



驚くほど穏やかな心で、俺はパソコンの前に座っている。


   
マウスを動かし、再生ボタンを押した。





すると、






おっもしれぇえええええええ!!!!

ガッキー可愛いいいいよぉおおおお!星野源かっけぇええええ!
ないの?二回目のキスないのぉおおおお?????
ひらまささん!!!
パッションだろっ!君たちパッションなんだろおおおおおおおおおおお!!!!






そうだよ!パッションだよ!パッション!パッションだよぉおおおおおおおおおおおおおお!!!来週も楽しみ!!うはうはうはうは!うふふふふふふふふふふ~!!





無理でした。



↑このページのトップへ