何を書いていいか、
自分の気持ちや感情がどこにあるのか、
少しわからない状態で、
こうして言葉にするのが合ってるのか、
発信するのが適切なのかどうかもわからないけど、
今出る言葉を素直に書きます。



大好きな友が空に旅立ちました。



我ら90年生のスターで沢山話して時間を共にした友で、時には俺が叱る時もあり、同い年だけど俺の憧れでもあり、役者としての目標でもありました。



いつも俺の何歩も先を歩いてて悔しかった。
でも俺の事よく誘ってくれて飲んだりすると
本音でお互い色々喋って、
俺なんかの考えに感銘受けてくれて
航生の言葉に救われたとか言ってくれた時もあった



誰にでも分け隔てなく、リスペクトをもって学ぶ姿勢を常にみせてくれました。
そして、その答えをしっかりパフォーマンスで魅せてくれました。



何年か前、彼がとある舞台の準備中、
珍しく弱音を吐いて、
一緒に温泉行って色々話した事がありました。



初めてアイツの舞台の本番を少し心配な気持ちもあって観に行ったんですけど、勿論最高のパフォーマンスでした。想像を遥かに超えた。



楽屋でお前ふざけんなよ!!!最高やんけ!て嬉しさと、なんかやっぱり悔しさとがありながら言いました。
それと同時にあの温泉の日から初日までの期間を想像すると、、並大抵な事じゃない。
この人の努力の量は俺なんかが想像出来る範疇を超えてる。と。



しかしその裏での努力をあまり人に感じさせない姿を常に魅せてた。
俺はそれがカッコよくて、プロフェッショナルで、
そうなりたいって心から思えた。



世界中を癒したその屈託のない笑顔、
馬鹿笑いしてる顔、笑い声。
圧倒的な存在感、芝居、歌声、ダンス。
そして、あまり人に見せない裏での努力、悩む姿、涙。



どれにも嘘はなかったと僕は思います。
その全てがあの人だった。
でも僕も知らないところがまだまだあったと思うと、
言葉が出てこない。



誰と同い年?
誰と同じ事務所なの?



この問いにこれからなんて答えればいいんだよ。
あなた以外の名前言ったことないのに。
そんな綺麗な顔で寝てるんじゃないよ。



次会う時、彼はあの綺麗な顔でニコってするかもしれないけど、俺はしわくちゃな顔でニコっだからね。
同い年の見た目じゃないかもしれないけど、
同志として同い年として友として前みたいに笑い合って話そう。



逆に嫉妬するくらいの話いっぱい作っとくから。
あと笑える話もいっっぱい作っとくから。
俺たち笑顔が素敵な2人でしょ?



今は辛いかもしれないけど、
僕は前を向いて進んでいきます。
生きていきます。笑顔で。心からの笑顔で。
アイツに負けないくらいの笑顔で。



最後になりましたが、
皆さん本当にご心配をおかけしました。
皆さんからの温かい言葉、全て届いてました。
救われました。自分の気持ちに素直になれました。
皆さんがいてくれるだけで幸せなんだ。
一緒にいてくれてありがとう。本当にありがとう。



今はみんな辛いと思いますが、一緒にいましょう。
一緒にいてください。
一緒に泣くだけ泣いて、一緒に空見上げて、
出来るときに一緒に前向いて、
笑顔になれるそれぞれのタイミングで一緒に笑おう。



大好きな友、春馬。
ありがとう。ゆっくり休んでな。
ご冥福をお祈りします。



水田航生