我々が必死に向かうものは、ひとかた残らず我々にとっての首長族なのだ。
(BLEACHポエム風)

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ダサい。いつ見てもダサい。


家の鏡で見るとちゃんとしているのに、外出先のガラスにうつった自分は乞食そのもの。要するに、家そのものの磁場、空間自体がダサいエキスの万華鏡なのだ。そんな家早く燃やした方がいい。

オシャレしてもオシャレしたせいで、がんばりがマイナス面の評価となって表出しダサい。

今日はダサくないかと思いきや、靴下だけものすごくダサい。全部ダサいよりワンパーツダサい方が本質があらわとなりよりダサい。最悪の結末を迎えた。
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つけまつげを付けると目とつけまつげの間のスペース、深遠なる余白が殺しにかかってくる。ダサいとしか言いようがない。ダサい。

オシャレな人はオシャレにしているのではなく存在そのももの在りようそれ自体がもう根本的にオシャレ。

ダサく在るものの逆方面への努力、足掻き、自己破壊は本来の姿を際立たせるエッジとなりミラーボールのように乱反射するだけ。納豆が大豆に戻らないように、ダサいという魂由来の抜本的腐敗は除きようがない。その腐敗を「発酵」というポジティブな印象に置換できるかというところに望みの低すぎる唯一の希望が託されているが、そんなことは起こらない。現実は非情である。

しょうもないタンクトップが一度身を委ねて仕舞えば奈落の底まで地獄下りの甘美な誘惑を醸し出す。瞬間 意識が途切れ、なに一つ苦しみのない楽園に放り出される。ただしその楽園はとてもネバネバしている。
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「今日はスパンコールの付いた服を着てるからアクセサリーがいらない」
ちょっと待ってくれ。そんなルールどこで聞いた。こうなったら人間狩りだ。オシャレの脳を喰い、存在をアップデートするほかない。

誰も教えてないのにこぞって唇の上辺りにハイライトを配置し下唇をコンシーラーで消している。なにかがおかしい。要するに、アカシックレコードにアクセスしている可能性がある。


我々は今日も不合理な銀の輪を我々の首に重ねそれを伸ばす。まるでもとの長さなんかは初めからなかったようなフリをして。少し伸びた首を傾げて。
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