みなさん、こんばんは

三宅あみ です

しばらくご報告ができていなかった
私主催のまち歩き「お江戸てくてく探検隊」

10月は森鴎外没後100年ということで
「森鴎外の住居」をテーマに八中〜上野エリアを
11月はちょっと遠出をして
静岡の「東海道広重美術館」と宿場町散策を
開催しました

10月の「森鴎外」コースでは
「森鴎外記念館」を訪れ、鴎外が住んだ場所
その住まいについて学んだあと、
谷根千エリアの楽しいお店めぐりをしました。
江戸時代から続くお煎餅屋「菊屋」さんや
綺麗な千代紙屋「いせ辰」さん、
歴史ある建物群をリノベーションした
複合施設「上野桜木あたり」、
鴎外の住んだ上野の「鴎外荘」をご紹介

みなさんとお買い物を楽しみながらのんびり進み
鴎外荘に立ち寄った時、
とっても嬉しいことがありました

実はまち歩きを控え、鴎外荘を所有されている
「水月ホテル」の女将さんを
ご紹介いただいていたのです。
鴎外荘を後世に残すために、水月ホテルさんは
早めの閉業を決断され、ちょうど鴎外荘の
移転先が決まったところでした

一旦取り壊される前に一目見たいと思っていた
のですが、工事も始まったということで、
どなたもお断りしているんですというお話し。
それはもちろん仕方のないことで
外で解説だけさせていただきます!と
お伝えしていたのですが…
当日解説をしていると中から女将さんが
出てきてくださって、せっかくですからと
解体中の鴎外荘を見せていただけることに



職人さんの手で丁寧に解体されていく
貴重なタイミングを見せていただきました

それだけでなく、森鴎外に関する書籍や
「RM(林太郎 森)の自筆ロゴ」の手拭いまで
いただいてしまいました



鴎外の足跡を見たいと集まった我々の姿を見て
心打たれてご案内くださったということ

ありがたいですね〜



そして、鴎外荘を残そうと尽力されてきた
代々の水月ホテルさんの想いを伝えてくださって
とても贅沢な、貴重な時間となりました

お客様も感激されていました

そして、11月の「広重美術館」は
当時よきライバルであり理解者であった
歌川広重と歌川国貞のコラボ展示を見学

国貞は、広重の東海道五拾三次を背景に
得意の人物を合わせたシリーズを刊行していて、
更に2人の合作もあるのです

そうした特殊な浮世絵の展示が見たくて
遠出を企画しました

せっかく遠出するのですから
美術館のある由比宿の宿場町面影散策や
広重が描いた構図の景色を見ることができる
薩埵峠までご案内してみましたよ

ちょうど名産ミカンがあちこちで販売されていて
試しに買ってみたら味の濃いこと

皆さんとの途中のおやつにしました

お天気にも恵まれ、旅気分を満喫して
いただけたようでよかったです

このように、「お江戸てくてく探検隊」では
フレキシブルなまち歩きをご提案しています

ご興味のある方はぜひこちらから
情報発信をしているLINE公式アカウントに
ご登録ください

12月は24日(土)の朝からまち歩きをして
江戸料理のランチ忘年会を開催します



初めての方でも楽しんでいただける
内容、メンバーさんですので
ぜひどうぞ
