月別アーカイブ / 2022年05月

みなさん、こんばんは
三宅あみ です


今週の土曜日に控えている
三越カルチャーサロン
「江戸学び&グルメの会 番外編 鎌倉!」
この準備として、先日鎌倉に行ってきました


鎌倉殿の13人で注目を集めている鎌倉ですが
私の一番の目的は!
江戸時代、江戸でもっとも有名だった料理屋
「八百善」で江戸料理を食すことです!

八百善はそのこだわりから
お茶漬け1杯に金1両2分の値をつけた
そんな話題にもなるお店で
(理由を聞けば納得です)
江戸時代の著名な文人がこぞって訪れ
文人サロンになっていたお店でもあります

江戸時代にはベストセラーとなったレシピ本も
残っており、そこに記載されているような
江戸料理を楽しむことができます
だから、絶対ご紹介したいお店だったのですよ!

下見でも本番と同じお料理をいただきました
これが!憧れた江戸の味
あまりご紹介しすぎると
本番のお楽しみがなくなってしまうので
簡単にしかお伝えできない

でも、お料理だけでなく
八百善さんに残っている書なども
お〜!これが!というものばかりでした



その他、このツアーでは
今の時期、庭園のバラが素敵なので
「鎌倉文学館」に訪れます
おそらく当日もこのくらい
たくさんの種類のバラが
皆さんをお迎えしてくれることと思います
楽しみですね〜!

バラの香りに誘われて〜
蜂さんもお食事中でした🐝


そして、最後に訪れるのは「鶴岡八幡宮」
鎌倉殿の本拠地のすぐお隣ですし、
大河ドラマ館もオープンしてますからね
平日でも多くの人が訪れていました。

鶴岡八幡宮の続きで
大倉幕府跡や
源頼朝公、北条義時、大江広元の墓所にも
ご案内する予定です


今回の下見では
ちょうど鎌倉の知り合いに用事があるという
友人と一緒に行ったので、
写真を撮ってもらえてよかった

八百善さんがおいしいのは間違いないので
お天気よく、バラも見ごろ🌹
という絶好の鑑賞撮影日和で
ツアーを開催できますように

みなさん、こんばんは
三宅あみ です


先日、初めて「浪曲」を聴きに行ってきました
会場は、浅草の木馬亭。
まち歩きではご案内していたにもかかわらず
未だ入ったことのなかった場所で、
中が気になっていたのです

外観もそうなんですが、
場内のレトロ感はちょっとすごい
戦前にタイムスリップしたかのようです



はじめての浪曲鑑賞は
人気浪曲師玉川奈々福さん
レジェンド曲師沢村豊子さんによる公演
奈々福さんの息つく暇もない語り口は
さすがの発声ですし、面白いですね〜!
豊子さんの年季の入ったお三味線と合いの手も
絶妙なマッチングですし!
浪曲の魅力をなるほどなと体感できました



漫謡などは…ちょっと私には早すぎたかな
笑いの深さやテンポが
かなり上設定のようですね。
あと20年くらい経つと、私も素直に楽しめる
ようになってきそう…という感覚でした
でもそんな発見ができるところも面白い
それと、ターゲットの違いによる
内容の "ピンとこなさ" が若干あったので
思ったのですが…

私も歴史文化解説をしていて思っています。
そこにいる人々がほぼみんな知っているような
共通認識があるかないかって
大きな違いではないでしょうか?

「これは〇〇を暗に示しています」と解説しても
ピンとくるかこないかに差が出ますし、
「△△の時〜」と解説する際
△△から解説しなければならないかどうか
に関わってきますよね。

自身が鑑賞する際にも
現代の私たちは古典をあまり知らないので
歌舞伎や落語、短歌、浮世絵などは
昔の人が楽しんでいたほどに
楽しめていない部分があるはずなんですよ

そうした観点から見ると、一部の演芸では
共通認識あってこその部分が大きそうなので
各分野で細分化が進んでいる
これからの世代では、
"みんなが笑える" 面白さを
演出していくのが難しそうだなぁ…

どの方も工夫を凝らし、時代に即して
演出を加えていらっしゃるのでしょうが
これからは益々、その感度を上げるか
共通認識を利用しない面白さにシフトして
いかなければならないのだろうなぁと。
大変だ

私の場合、歴史文化なのでまだ皆さん
学校などで習っていたりすると思うのですが、
外国の方に解説することもあるでしょうし、
ちょっと面白くお話ししてみる時には
ターゲットを意識するだけではなく
共通認識はないものとして
組み立てていかなければならない
時代が来るかもしれませんね


みなさん、こんばんは
三宅あみ です


今日のお知らせは
神田明神さんの講演&まち歩き です

神田明神さんで毎月開催されている「明神塾」
昨年リニューアルされた際、
シンポジウムに登壇させていただきました

その頃から計画していたのですが
来月の明神塾で「富士塚」について
お話しさせていただきます
そして、そのお話しをまだ覚えているであろう
翌週に「富士塚」を巡るまち歩きを開催します

6月11日(土) 10:00〜12:30 @神田明神
「明神塾」講演 + 神田明神正式参拝

6月18日(土) 9:30〜12:30   大鳥居駅集合
羽田神社、品川神社の富士塚体験
旧東海道品川宿付近の散策



明神塾では、まず
滝口先生の「富士信仰」についてのお話しがあり
富士塚が作られることとなったきっかけの
富士講のブームについて知ることができます
それを受けて、私のほうでは
富士講の教義や、富士塚の構造など
もう少し具体的なお話しをしようと思います

きっと、この半日で富士講についての
知識がぐっと深まるはず

その状態で翌週は実際に富士塚を登りに
行ってみましょうという計画です
残されている富士塚の中でも最大級の
"品川富士" と "羽田神社の富士塚" に挑戦し!
せっかくですから、品川宿の旧東海道も
ご案内します


6月11日(土) 「明神塾」講演 ↓ ↓
6月18日(土) 富士塚めぐり ↓ ↓
【2022/06/18】明神塾 番外編 三宅あみ先生と行く 富士塚めぐりミニツアー
【2022/06/18】明神塾 番外編 三宅あみ先生と行く 富士塚めぐりミニツアー 【ツアー詳細】 ■出発日 令和 4 年 6 月 18 日 ( 土 ) ■添乗員同行 ■最少催行人員 15 名様 ■行程表 9:30 京急羽田線 大鳥居駅改札前集合 →羽田神社(羽田富士)見学 →品川神社(品川富士)見学 →旧東海道 散歩見学(解説付き) 12:30 終了 京急本線 北品川駅周辺で現地解散 ※移動交通費(大鳥居~新馬場 ) は自己負担になります。予めご了承ください。 【本ツアーで巡る富士塚】 ■羽田神社の富士塚(羽田富士) 当塚は俗に『羽田富士』と呼ばれ、明治時代初頭に築造されたといいます。 塚の一部には富士山の溶岩が用いられ、 登山道に見立てた通路には合目石が配されています。 ■品川神社の富士塚(品川富士) 品川神社は 1187 年(文治 3 年)に源頼朝が海上安全、祈願成就の守護神として天比理乃咩命(あめのひりのめのみこと) を祀ったことが始まりといわれています。 ■旧東海道 品川宿 品川宿は、東海道五十三次の宿場の一つです。東海道の第一宿であり、中山道の板橋宿、甲州街道の内藤新宿、 日光街道・奥州街道の千住宿と並んで江戸四宿と呼ばれておりました。
edoccostudio-reserve.stores.jp

みなさん、ぜひご一緒に
富士塚体験しましょう

↓ 昨年3月の明神塾シンポジウム


滝口塾長とともに6月もお送りします

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