月別アーカイブ / 2013年07月





クマさん

元気ないです。ぐったりしてる

高齢だから暑さがこたえるよう。



なるべくお部屋が涼しくなるように

こまめに冷房を付けているんですが

あたし寒がりだから…さぶいっ

長袖着て頑張ってます(笑)

ハックション



食べ物でも工夫をね

ひんやり冷やしたお野菜を

いつもよりたくさんあげています

モシャモシャ器用に食べるなぁ





一時期"えん麦"にハマってごはんを

全く食べなくなっちゃったクマさん。

食べてもらわないと困るから

えん麦をたくさん買ってきたところ

それもパタっと食べなくなっちゃった

いよいよかな…なんて思ってたよね

でもごはんを高級なものに変えたら

すごい勢いでパクパク食べるじゃーん



おじいちゃんのわがままってやつかな

おかずがたくさんあるのに

「わしの口に合うものはない!」って

うちのおじいちゃんそっくりだよ(笑)



そんなわけで

気難しいおじいちゃんとの同居は

なかなか大変です







そして、最近は朝顔さんも…

ひょろひょろと成長が止まっちゃった

たぶんこちらは栄養不足



今年買ってきた土が

「素肥入り」となっていたんだけど

やっぱりちゃんと別売りの素肥を

適量混ぜないといけなかったみたい

液体肥料だけだと足りない様子。



どうにかしたくて編み出した方法が

お箸で小さな穴を開けて

土の深い所に素肥を落とし込む方法

すごい地道(笑)



でもこれでちょっと

茎がしっかりしてきた気がするので

様子を見ながら足りなかったらまた

ほじほじパラパラしてみます







生き物は毎年、毎日様子が違うから

本当に大変ですね

でもそのぶん楽しい



クマさんも朝顔さんも

いっぱいいっぱい食べて

元気になるんだよ~








なんだか大変なこともあるんだけど

それも不幸中の幸いといった感じで

うまく乗り切れそうだし、

ラッキーなこともたくさんある

この頃の私







今日は一緒に行く人がいないからと

急に誘われた銀座のフレンチランチ



色々なフレーバーのバターは

キャンディみたいでかわいいよ





びっくりするほど美しいとり肉











その後はこちらも一人はやだからと

誘われた歌舞伎





七月花形歌舞伎は菊之助様よー

しかも四谷怪談

初めて怪談見ました!!



何年も前から次世代に最も輝くのは

菊之助だと言い張ってきた私(笑)

お岩、小平、与茂七の3役を

どう演じてくれるのか



お岩の、やつれ苦しみ怨みを抱いていく様は繊細で凄まじい。深く濃く染み込むように浴びせられる怨み言。抜け落ちる髪を梳く姿の、怖ろしくも悲しく妖艶な姿。それらの凄みといったら…色んな意味でゾッとしました。



筋書から拝借したお写真。

これ撮った瞬間ゾクッとしたよ





そして、お岩と小平の早替りももちろんすごかったですよ。仕掛けの面白さだけじゃなくて、鶴屋南北の脚本の巧みさあってこその驚きがあって。



でもそれより…与茂七の粋な姿がクラクラするほどカッコよかった後ろをふっくらと仕上げた町人髷の与茂七は、もとは武士。粋な身のこなしの奥に品が見え隠れしていて。



こちらも筋書から拝借しましたが

よく見ると「菊五郎縞」着てる











なんか勢い余って長々書いちゃったけど

美味しいランチに

この季節にぴったりな怪談。

両方ともラッキーでやってきた出来事



みなさんにもこんな楽しい

ラッキーがやってくるように

ラッキーガールがしっかりと

お祈りしておきますね








今日もこちら

行ってきます









昨日のこのお仕事の待ち時間に

あらゆる方言を指導し演じてこられた

ことば指導の大先生と

お話しをしていたんですが…



やっぱり長州弁って

薄っすらとした方言なんですよね。

だから出し方が難しいの



特に堅苦しい場面での会話だと

ほとんど標準語と同じ。

元々標準語に近くて、東京生活も長く

公の場にいることが多い

政府の人同士の会話とか変えようがない





でも

標準語と同じでいいんだ

という意識で喋ると

何かが違うんです

絶対に違う。



けどそれがどう違うのかが

あまりにも微妙で伝えるのも難しい

お芝居上のニュアンスと

絡み合っている感じなんです。





…そうはいっても今回は

状況や人物を考慮して台本を直し

音をCDに吹き込んだ

師匠の考えと発音が第一なので、

誇張はせずに、でも違和感は取り除く

という程度にとどめています。





でもいつか自分の手で

台本の直しから全ての監修をしてみたいな~

そして生き生きとした山口の言葉を喋る

一般市民を題材にした作品もやってみたい







師匠といつも話してますが

そもそもあまり変化がないし

あっても状況的に無理ってパターンが

たーくさんある長州弁なので

「出したいけど出せないっ

もどかしさと 寂しさと 戦っている

"長州ことば指導"というお仕事なのでした




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