こちらもずっと書きたかった出来事
うまくまとめられなかったから
宿題にしてました

それは
TONY'S PIZZA
に行った時のこと

何度かブログで紹介していますが
このお店は味だけじゃなくて
マスターの人柄もステキだから
だぁい好きなんです

だってバイトの条件が
・明るく元気な人
・心やさしい人
なんですよ

そんな貼り紙を見ながら一人ピザを待っていると
なんと!!頼んでいないサラダが出てきました

びっくりしていると「サービスです」と。
たぶん顔は覚えられてはいないから…
一人暮らしの女の子みたいだから…お野菜も食べなさい

って気持ちだったんじゃないかな

ありがたいなぁと思いながら食べていると
一人の女性がマスターに話しかけました。
「二十数年前、このお店が代々木にあった頃よくランチを食べに行ってたんです。忘れられなくて雑誌で名前を見つけたから、同じお店なのか今日探しにきたんです」
と

「どうです?その頃と味は変わってませんか?」
と話すマスターとマダム

歴史があって、人気もあるお店だから
こういうドラマみたいなことが起こるんですね

マスターの人柄やピザに対する姿勢がなければ
起こらなかったことだとも思うし
こんなステキな時に居合わすことができて
ラッキーだなぁと思うあみゅうでした
その後だんだんお店が混んできて
4人がけの席がいっぱいになった時
親子のお客さんがやってきました

残っている席は2人で座るにはちょっと狭い
カウンターだけ

早く食べ終わろう
と急いでいると

4人席に一人でいた先程のマダムが
「あたしこの席に座ってていいのかしら」と。
と同時に
4人席に一人で座っていた常連っぽい外国人の男性も
「僕にはこの席広いと思ってたからカウンターに移るよ」と。
狭いカウンターに移ろうとすので
「相席でもよかったらこちらのほうが広いのでどうぞ」
とすかさずあみゅうも言ってみました

お店や他のお客さんを気遣い
ちょっとした譲り合いをする人たち
その心の温かさに
あみゅうも黙っていられなかったんです
お店の人も、あらすみませんねと気を使い
いよいよ親子を席に案内しようとしたその時
そのお母さんは言いました
持ち帰りなんです

お~い

とツッコミたくなる展開でしたが
温かい空気が流れていた店内では
お店の人、マダム、外国人、あみゅう
みんな顔を見合わせクスっ

な~んだ、はやとちりしちゃったよ
と

言わなくても伝わってくるようで
不思議なほっこり感と
連帯感のようなものを感じました
ほんの数十分の間に
こんなドラチックで心温まる出来事が
こんなにたくさん起こるなんて
愛されるいいお店だからなんでしょうね

今年の最後に
いいお話がお届けできたかなぁ

みなさん

今年一年間、このブログを見てくださって
ありがとうございました

そして、あみゅうを応援してくださって
ありがとうございますね

来年もどうぞ
よろしくお願いします
