月別アーカイブ / 2009年12月

 

 

こちらもずっと書きたかった出来事

 

うまくまとめられなかったから

 

宿題にしてました

 

 

 

それは

 

TONY'S PIZZA

 

に行った時のこと

 

 

何度かブログで紹介していますが

 

このお店は味だけじゃなくて

 

マスターの人柄もステキだから

 

だぁい好きなんです

 

 

だってバイトの条件が

 

・明るく元気な人

・心やさしい人

 

なんですよ

 

 

 

そんな貼り紙を見ながら一人ピザを待っていると

 

なんと!!頼んでいないサラダが出てきました

 

びっくりしていると「サービスです」と。

 

たぶん顔は覚えられてはいないから…

 

 

一人暮らしの女の子みたいだから…お野菜も食べなさい

 

って気持ちだったんじゃないかな

 

 

 

ありがたいなぁと思いながら食べていると

 

一人の女性がマスターに話しかけました。

 

「二十数年前、このお店が代々木にあった頃よくランチを食べに行ってたんです。忘れられなくて雑誌で名前を見つけたから、同じお店なのか今日探しにきたんです」

 


 

「どうです?その頃と味は変わってませんか?」

 

と話すマスターとマダム

 

歴史があって、人気もあるお店だから

 

こういうドラマみたいなことが起こるんですね

 

マスターの人柄やピザに対する姿勢がなければ

 

起こらなかったことだとも思うし

 

こんなステキな時に居合わすことができて

 

ラッキーだなぁと思うあみゅうでした

 

 

 

その後だんだんお店が混んできて

 

4人がけの席がいっぱいになった時

 

親子のお客さんがやってきました

 

残っている席は2人で座るにはちょっと狭い

 

カウンターだけ

 

早く食べ終わろうと急いでいると

 

4人席に一人でいた先程のマダムが

 

「あたしこの席に座ってていいのかしら」と。

 

と同時に

 

4人席に一人で座っていた常連っぽい外国人の男性も

 

「僕にはこの席広いと思ってたからカウンターに移るよ」と。

 

狭いカウンターに移ろうとすので

 

「相席でもよかったらこちらのほうが広いのでどうぞ」

 

とすかさずあみゅうも言ってみました

 

 

 

お店や他のお客さんを気遣い

 

ちょっとした譲り合いをする人たち

 

その心の温かさに

 

あみゅうも黙っていられなかったんです

 

 

 

お店の人も、あらすみませんねと気を使い

 

いよいよ親子を席に案内しようとしたその時

 

そのお母さんは言いました

 

 

持ち帰りなんです

 

 

お~い

 

とツッコミたくなる展開でしたが

 

温かい空気が流れていた店内では

 

お店の人、マダム、外国人、あみゅう

 

みんな顔を見合わせクスっ

 

な~んだ、はやとちりしちゃったよ

 

言わなくても伝わってくるようで

 

不思議なほっこり感と

 

連帯感のようなものを感じました

 

 

 

 

ほんの数十分の間に

 

こんなドラチックで心温まる出来事が

 

こんなにたくさん起こるなんて

 

愛されるいいお店だからなんでしょうね

 

 

 

 

今年の最後に

 

いいお話がお届けできたかなぁ

 

 

みなさん

 

今年一年間、このブログを見てくださって

 

ありがとうございました

 

そして、あみゅうを応援してくださって

 

ありがとうございますね

 

来年もどうぞ

 

よろしくお願いします

 

 

 



 

 

こんなに引っ張るつもりはなかったんだけど~

 

今年の出来事は今年のうちに

 

 

 

中華街で満腹食べた後のお話

 

みんな覚えてるかな

 

 

この日は代官山にライブを見に行ってきました

 

ライブといっても音楽じゃなくて

 

イラストレーターさんと

 

落語家さんのコラボライブ

 

 

不思議だよねぇ

 

どんなライブになるんだろ

 

興味津々でした

 

 

 

そもそものお話しは

 

数カ月前に井の頭公園をお散歩中に

 

イラストレーターのキン・シオタニさんを

 

発見したところから始まります

 

 

キンさんは高校の教科書の表紙を描いたり

 

吉祥寺にある本屋さんのブックカバーをデザインしたり

 

有名な人なんですねぇ

 

 

でも、原点である

 

公園でのポストカード売りも続けていらして

 

スゴイ人なのに身近に感じられる存在です

 

 

その日

 

キンさんの止まらないトークに

 

足を止めたあみゅう達

 

まるでパフォーマンスかのように描いてくれた

 

「AMI MIYAKE」から生まれるイラストにも感動したけど

 

同時になんだか

 

とってもおもしろい人だということが判明

 

宣伝されたライブも見に行くことに決めたんです

 

 

 

そうして楽しみにしていた「キンシノ」ライブ

 

キン・シオタニさんと

 

立川志の吉さんだから

 

キンシノね

 

 

 

テーマは「銭湯」

 

銭湯にまつわるトークあり

まつわらないトークあり

 

その場でどんどんイラストを描いていく「ドローイングシアター」あり

 

落語「湯屋番」あり

 

 

これまでに見たことのない

 

とっても興味深いライブでした

 

 

 

そして更にあみゅうの心をくすぐったのは

 

写真のコレ

 

暗くてわかりづらいけど

 

これお菓子セットなの

 

おはぎやおかきが入ってて

 

その詰め合わせ感に

 

すーっごいテンション上がっちゃいました

 

キンシノライブではお弁当も売っているそうなんだけど

 

この日はもう売切れてました残念

 

このお弁当の感覚って

 

寄席とか歌舞伎みたいだよね

 

ワクワクしちゃう

 

 

結構おなかいっぱいだったけど

 

ブログに載せたかったから

 

ち~ゃんとお菓子セット買って食べました

 

 

 

色んなものをたくさん食べて

 

色んなものをたくさん体験できた

 

満腹な一日だったなぁ

 

 

 





 

 

先日

 

寄席デビューをしました

 

といっても単に見るほうですが

 

 

これまで独演会でしか見たことなかったから

 

一度体験してみたかったんですよぉ

 

 

 

寄席の雰囲気って

 

また違う味があっていいですね~

 

 

 

古い物好きのあみゅうは

 

寄席の建物からしてツボ

 

入り口の雰囲気や

 

角が丸くなるほど年季の入った桟敷の枠

 

硝子の入った扉を閉める時の

 

硝子の揺れるカシャンって音とか…

 

もうキュンキュンしてました

 

 

 

そして何より

 

あのゆるぅい空気がいいですね

 

 

昔ながらという感じのマジックとか

 

突然席を立つお客さんとか

 

 

 

素人のあみゅうには

 

演目がわからないってところが残念だったけど

 

でも

 

3日くらい前に本で読んだ話しを

 

偶然にも聞くことができたのは幸運でした

 

 

 

「宮戸川」というちょっと艶っぽい話なんだけど

 

ちょうどその本で

 

「一般的なサゲはこうだけど、もっとしっくりくるサゲはないものか…」

 

と主人公が模索してるんですよね

 

 

だから

 

「どういうサゲでくるのかなぁ」

 

というワクワク感と

 

「ほほぅ。ここで終わるのかぁ」

 

という新鮮な感覚を味わうことができました

 

 

 

これまでは単純に

 

お話自体と噺家さんの表現力を楽しむだけでしたが

 

ちょっとだけこれまでよりレベルアップ

(といっても初歩だけど

 

サゲや細かい部分の違いを楽しむことができました

 

 

ツウの人たちはもっと細かく

 

噺家さんそれぞれの表現や味の違いを

 

楽しんだりしてるんですよね~

 

そこまでいってみたいなぁ

 

 

 

歌舞伎の幕見に続いて寄席も

 

フラッとお一人様のお楽しみ

 

に加えよぉ

 

 

 

 



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