VOICARION「女王のいた客室」について振り返りたいと思います♪
まずは劇場にお越し下さった皆さん、ありがとうございました。
初めての朗読劇出演で、始まるまではドキドキでした。
今回、東宝の舞台に立たせていただけたことは私にとってとても感慨深いものでした。
東宝のミュージカルが大好きだった高校時代、
そして、19歳の時に東宝ミュージカル「ミー&マイガール」で初舞台、
「ルドルフ ザ ラストキス」にも出演し、
声優になる前の最後の舞台も2009年の「ミー&マイガール」の再演でした。
舞台を離れる時、もしも何年か経ってまた東宝の舞台に出られるチャンスがあったら、何倍も大きくなって帰ってこようと心に決めていました。
思ったより早くチャンスが巡ってきてビックリしましたが…
声優としての今の私と、過去の私が交差して、
音楽朗読劇は、まさに久々に帰ってくるのにふさわしい最高のステージでした
藤沢文翁さんの創り出すエレガントかつコミカルな世界観がとても楽しく、
そして、バンドのみなさんの美しい音色がお芝居をより鮮やかに彩ってくださり、
気持ちよくエレオノーラを演じさせていただきました
石田彰さんと保志総一朗さんの回は、お二人のかけ合いを聴いているだけで毎回トリハダ!
アレックスとマイカの10年前の回想シーンではお二人とも声が10年若返るんです!
普段はスタジオでお会いしてもあまりお話しする機会が無かったので、今回はたくさんお話できて嬉しかったです。
入野自由さんと甲斐田ゆきさんはお二人とも今回の朗読劇で初めてお会いしたのですが、とても気さくな方々でホッとしました♪
そして、なんと言っても我らが皇后陛下、竹下景子さん!毎日キャストが変わるのに、大変な顔が一つせずにいつも笑顔で優しくて。
一緒に台詞を掛け合っていくのが嬉しくて、なんて贅沢なことなんだろうと毎回感動していました
もう、なんというか…中毒性があるんですよ。
ずっとあの世界の中で暮らしていたい気分でした…>_<…
エレオノーラを演じる他のキャストの方のお芝居もめちゃくちゃ気になりましたが…私は私のエレオノーラを!と意気込んでがんばりました
だって、
沢城さんも水さんも私にとっては憧れの方々だし、そんなお二人のお芝居を事前に拝見したら絶対影響されてしまうと思って…>_<…
すっごい観たかったけどー…>_<…
そういえば、
お稽古初日の読み合わせが終わった後、デビュー当時にお世話になっていたプロデューサーさんが「成長したね、上手い!!」と第一声で褒めてくださいました。
不器用な私ですが不器用なりに、カメさんの歩みのようにゆっくりと成長しているようで良かったです
今回、このようなチャンスに巡り会わせてくれたみなさん、本当にありがとうございました
suzuko