先の夏期休暇、私の実家広島市と妻(社長)の実家、福岡県大川市に帰省したのは例年通りですが、今年は間に私の弟が暮らす、私の父の実家である大分県国東市の片田舎にも私の両親を伴い4人で行きました。広島から西へ徐々に移動したわけです。
広島市からJR山陽本線の各駅停車の鈍行で(新幹線でも行けますが、ゆっくり進む電車も味がありますよ)山口県周南市の徳山港まで2時間、そこからフェリーでまた2時間で竹田津港という港に着くのですが、そこが弟の暮らす町です。
さて、いまの日本は全国津々浦々で我が町の観光PR的な活動が盛んですね。その観光資源の有名無名にかかわらず、最近は動画であれパンフレットであれ、なんせ見せ方が洒落てて上手い。いまは官製イコールダサいなんてことはないですね。弊社とみにんの仕事に参考になる面もあります。まあただ、皆が皆そうやって洗練されてくるとあまり目立たなくなってきたりもするでしょうね。で、この国東市の片田舎にも、そこかしこにオシャレパンフレットが置いてあるのですが、私の母が一言、これは誰向けに作ってるのかね、と。そう、オシャレですが実用性はあまりなく、オシャレなパンフレットを作ることが目的になってしまってる感は否めません。大体、この片田舎に観光に来る人、何人いるのやら。
そして、地域の数少ない飲食店に入ってみれば、お盆ということもあり、いつもより多めのお客さん(観光客はいなくとも私たちのような客は案外いる)で店は大童(おおわらわ)、頼んだ料理は小一時間出てこずそのうえ無愛想(美味しくはありました)、また別の日には、どのパンフレットにも載ってる温泉旅館が昼食を食べられそうなので訪ねてみれば、本日は宿泊客以外の食事はできませんとの貼り紙、ならばやむなしとその近くの店に入れば30分近く待たせてから、材料が切れてるので注文変えてもらえないかと、こちらは腹がたつやら呆れるやら。
もしも本当に、観光PRが効いて観光客が来ても、やはり受け入れ態勢が物心両面で出来てない、もしくはその意識が町民にはそもそもない町が多いのではないでしょうかね。そこを考えると、本来観光地でない町を観光で地域振興、なんてのはなかなか難しいのでは、さらに言えば税金の無駄遣いではと私は思います。