競馬で6400万円当てたお笑い芸人が、かなりの額の税金を支払うよう税務署から求められ、大いに不満だという話が先週ネットニュースでありました。競馬をする人間からすれば腹が立つのは当然、これまで幾らお金を失ってきたのやら、夢を叶えた瞬間なのに税金が少なからずかかるなんておかしな話です。税制がそうなっていると言われたらそうなんですが、でもこの高額馬券を当てたら課税というのはケースバイケースであり、たとえばインターネットではなく現金で馬券を買って、6400回1万円当て続けた場合、黙っていたら誰にもわからないので税金は取られないというか取りようがありません。一度に6400万当てたその芸人氏はそれを申告したら思いのほか多額の課税となってしまったわけです。税務署が知ったから課税ってのはルールとして変です。私はギャンブルの的中金は無税で良いと思います。そもそも公営ギャンブルは愚者の税金と呼ばれ、ほとんどのギャンブラーは負けている、すなわち納税者です。…的中したとしてもそのお金で何かを買えば消費税など諸税を払うわけで、結局は税金を払う機会が増えるんです。ギャンブル的中者に重税を課すのはなんかつまらない世の中ですよね。カジノを作ろうとしている日本です、的中金は無税で行きましょう。
この競馬の当たり馬券に課税というのはある意味税務署の頑張りというものですが、一方でコロナ持続化給付金の不正受給者を逮捕したというニュースもよく見かけました。税務署が頑張って集めた税金を、政府がいいかげんにバラまいた結果です。いやいや、コロナに苦しむ国民をいちはやく助けるためには手続きを簡単にすることが必要だったとか言う人もいるでしょうけど、最低限仕事の体裁は取るべきでしたよね。未成年や学生の個人事業主なんてそうそういる訳がないのに、そんな奴らにまでノーチェックで原資が税金のお金をどんどん支給することを仕事とは呼べません。役人の仕事のいい加減さを見るにつけ日本は大丈夫かと心配になります。あの山口県の阿武町の4630万円の誤入金もしかり、ですよね。悪人が悪事をはたらくより善人が仕事しない方がマズい状況だと私は思います。税務署の職員が苦労して皆から嫌われるのを厭わず税金を集めたって、使う役人がユルユルのガバガバなのが今の日本です。
さて、弊社も7月で期末を迎えますので決算も近いのですが、会社は黒字なら法人税を納めなくてはなりません。ただ、そんないいかげんな役人に税金払うくらいなら合法的に会社や世の中のために先にお金を遣ってしまう方が合理的です。必要な文具や資材(←たかが知れてはいます)はこの時期にまとめて買ってこうとか、色々と考えを巡らしています。…家の近所の公園にホームレスの男性が二人ベンチに座っています。その一人が先日、これまた近所の教会(バプテストとありますが意味は知りません)から出てくるところを見ました。教会にめぐみのたな(恵の棚)という一角がありまして、困窮者が自由に持って行ってよい食料品などが置いてあります。ホームレスの男性を根本的に助けられることにはならないでしょうし、人によっては近所の公園に居着かれるのは嫌だと思うでしょうけど、私はここに会社のお金を寄付しようと思います。全額が控除されることはありませんが、今の日本の役人に払う税金は1円でも減らしたいところです。ホームレスの男性がその生活を抜け出すために必要なのは間違いなくお金、決算で黒字であろうと無かろうと教会への寄付はしたいところです。