10連休だった人もいるであろうゴールデンウィークでしたが、私はカレンダー通りプラス憲法記念日は仕事してました。納期を守るためにはどうしてもそうしないと間に合わず止むを得ずでした。まあ仕事があるのはありがたいことです。私は仕事ファーストで生きています。
このGW中、以前から行ってみたかった二ヶ所に行きました。一つめは北九州市と下関市の間にある関門海峡を貫いている関門トンネル人道、その名の通り歩いて通れるトンネルです。無料です。全長800m弱で1937年から1958年まで21年間の工事がなされたとのことです。戦時中は中断されていますから、戦争がなければもっと早く完成したはずで、当時の技術を考えればスムーズに進んだと言えそうです。こんなの現代人に造れるんでしょうか。ちなみに下関側は源平合戦の地、壇ノ浦です。地上に出ると雄大な関門橋が眼前にそびえ中々の景色です。1958年に造られたと思うと余計に凄いなあと思わされるトンネルです。
もう一つの場所は、白島(しらしま)国家石油備蓄基地の展示館です。私が生まれた1972年、日本はオイルショックを経験し、1983年に北九州市の沖に浮かぶ白島に石油備蓄基地を造ろうと思い立ち1996年から操業しているとのこと、この大きな施設をたったの13年で造ったというのがなんだか凄いと思いました。…さて皆さん、石油のことをどのくらい知っていますか?私も知らないことばかりですが、石油は精製されることによりガソリンや灯油や、軽油、重油、ナフサなどになります。いま脱炭素社会だとかと言っていますが、もっぱらガソリンの消費だけを減らすことに熱心な世の中です。石油を精製したら一定の割合で先述のガソリンはじめ各種の油が出来るというものなのにガソリンだけを地球環境破壊の要因とばかりに敵視することに意味があるのか、脱炭素社会というなら、飛行機や船だって電気で動くようにしないといけない、私たちの身の回りに溢れるプラスチック製品や衣料品もなるべく減らさないといけないのにそうなっているとは思えない世の中です。石油をやめるなんて現代人には到底無理なんじゃないかな、脱炭素社会推進派の人にも一度この施設は訪れてみてほしいと思いました。石油を巡る人類の生活史、経済史を脱炭素なんて軽い思いつきで否定してよいものなのか、否定できるものなのか、私は石油は上手に使った方が良いと思いますし、繰り返しますが石油無しで現代人は生きていけるわけないってもんですよ。
さて、連休明けの世の中、北九州市小倉の弊社事務所が入居するビル前の道路を行き交う車もいつも通りのせわしなさです。この道路の渋滞を解消することも期待されている砂津長浜トンネルというアンダーパスが今月開通します。用地買収や新幹線の高架線路の下を掘り進めるのに手間取ったとのことですが、その事業区間は720m、いつから工事していたと思いますか?…なんとなんと1999年から実に23年を要したのでありますよ。現代人もっと本気出して頑張れって、休日返上で少し頑張った私はそう思いました。