ある日の朝、私が新聞を取りにマンションの階段(9階に住んでいますが、目覚ましがわりに歩いている)を降りていたときのこと、私の少し先に5年生くらいの女の子3人も階段を降りていました。その子たちは12階に住む子を迎えに朝来ていて、ちょうど私と顔を合わせることが多く、でも最近のガキは本当に挨拶どころか大人を警戒しているような雰囲気、私が中年男性という世間的には変態不審者適齢期だからでしょうけどね。…そんな女の子たちを前に階段を降りていたら、その内の1人が降りるのが遅く私とつかえます。友達2人は待つことなくさっさと降りて行きます。別に私も急いでいるわけではなかったのでいいんですけど、その様からドンくさい子なのが見てとれます。私がおや?と感じたのは、10月を何日過ぎてもそのドンくさい子(以下D子)が水色の夏の制服のまま、そしてある日はD子がマンションのエントランス(オートロックのかかる自動扉の外側)で待っているのに、私が乗ろうとしたエレベーター(自動扉の内側)から降りてきた女の子2人は自動扉ではなく裏の扉(駐車場通用口)から出て行きました。D子ちゃんいる?と2人で囁き合いながら…。つまりD子を避けるルートで学校へ行ってしまいました。ちょっとしたいたずらなんでしょうけど、D子が可哀想ですよね。
このドンくさいD子が夏服のままでいること、階段とエントランスでの出来事からなんとなく私が感じたのは、仲良し3人組に見えるけどそこにはいつも強い2人と弱い1人の構図があるのかなと、子供のイジメってそうですよね。友達同士で遊んでいるようで実は冷たい場面が続いていたり、大人がそれをどうにかするのは難しい、むしろD子の保護者や先生はなぜ制服を夏服のままにさせているのか、と疑問に思うんですが…実際寒いですしね。まるで他人の私だからこそ気づけることもあるんですよね。
そして最近はマンションのエントランスでD子が1人で12階の友達を待っている(と思うんですが)ことが多く、その日は自動扉横のインタホンのボタンでD子が遊んでいました(3333と部屋番と関係ない数字を入力していた)。とっさに私はそれで遊んではダメだよと注意しました。最近は大人も注意しないので面食らったんでしょう、今日は月曜なんで、などとD子は意味不明な言い訳をしました。そしてその1週間くらいの後日、今度は各世帯の郵便受けの暗唱ボタンをいじっていたので私はまた注意をしました。私が立ち去ってエレベーターを待っていたら、また暗唱ボタンを押す音、エントランスに戻ってもう一度少し語気強めに注意しました(この日もD子は夏服でした)。
腹は立ちますが、私は学校とかマンションの管理会社とかに通報することはしません。それはD子がドンくさい子だからです。D子は友達に受け入れてもらえない寂しさをマンションの設備をいじることで紛らしている、ただそれはダメなこと、私からの注意でダメなことはダメと気づくこと、それが成長への第一歩ですし、学校でD子が先生から注意される場面をあの友達風な2人に見られたりすればそれはイジメるための理屈になりますしね。私にはD子のこれからの人生が険しく厳しいものであろうことがありありと見えますが、何もしてあげられない、できるのはダメなことはダメと注意するくらいです。D子に幸あれと願いながら今年最後のこのブログを終わります。皆さま良いお年を。