今月の初旬からイギリスのグラスゴーでCOP26という国際会議が開催され、昨日終わりました。そこで各国が石炭火力発電をやめるかどうかの決意表明を求められましたが、日本をはじめ米国、中国、インド、豪州などはやめないと表明、そしてロシアは会議に参加すらしていません。脱石炭宣言をしたのは欧州の国々が中心で、つまりこの脱石炭をコンセプトに世界経済のイニシアチブ(主導権)を取りたいという話です。
私は現実的に日本が石炭火力発電をやめるのは無理だと思いますし、大体地球環境を守るという観点からすると、日本の存在は大きくないので、化石賞とやらは日本だとか批判されたところでピントがズレてると思う、結局はかつての捕鯨でジャパンバッシングされたのと同じ、アジア人のクセに欧州より諸々イケてる日本人が嫌いなだけなんですよね、アイツら。地球に文明という環境破壊要因を広めたのは欧州人であることは歴史上間違いない話なのに、ここに来て地球を守るのは自分たちだなんていう、その無反省で厚顔無恥な態度は如何なものでしょうか。…地球を守るというならば、まずは戦争をやめ地球をぶっ壊せる核爆弾をなくし軍事開発をやめるのが先だと私は思います(戦闘機や戦車が化石燃料を使うのはOK?)。そしてやはり、人口が多く面積が広い国、つまり今回脱石炭宣言をしなかった米国、中国、インド、ロシア、この4か国が本気にならないと何をどうしたって絵空事の域を出ませんよね。皮肉なことに4国すべて核保有国です。地球を守るも滅ぼすも、その4国次第というのが現実です。
とはいえ、人口減少島国であり核非保有国だからって日本人は好き放題やって良い、地球環境なんて考えなくて良いという話ではありませんよね。それではどうすべきかというと、私たち日本人はすぐに小さな事で良いので個人個人の取り組みが大事とか言いますが、私は法人法人の取り組みが大事だと思います。今こそスーパーやコンビニの出店や営業時間に規制をかけるべきではないでしょうか(レジ袋の有料化なんてチマチマせずに!)。たとえばコンビニは交差点に一つまでとか、つまりはゴミを減らすには個人の消費より法人の供給を減らす方が効果的、ただそれを資本主義自由経済の日本でやれるかというと…ここは岸田首相が言う新しい資本主義とやらでなんとかしてほしいものです。
ちょっと前のこと、私の会社は出版社なので印刷会社に印刷をしてもらうのですが、その地球環境保護の観点からも、現状の関東や関西の印刷会社で印刷して運ぶより、地元福岡の印刷会社で印刷した方が環境負荷が小さいしということもあり(←それだけが理由ではありませんが)、福岡県内の某印刷会社に仕事をお願いしてみたんです。でも結局、仕上がりに難点があり刷り直し、紙が無駄になりました。しかも次は刷り直ししませんからと謎の強気の姿勢、今後その印刷会社とは取引しないつもりです。人間の営みはどうしても地球環境のことを最優先には出来ないんだよね、とつくづく思ったのと、人間一人一人がきちんとすることが地球環境保護へつながるのに、人間はそうはしない、できない、ならば人口を減らすしかないという究極的かつ殺伐とした結論しか私には思いつきませんが、でもおそらくそれしかない…ただ、人口減少実践中の日本、自動車保有せずとも便利な首都東京、そんな私たちが地球環境を悪くしている度合いが低いのは間違いなさそう、あまり卑屈になる必要もない、と岸田首相には言ってほしいもんですが。