衆議院選挙が終わりましたが、各政党の勢力は大きく変わりませんでしたね。維新は大阪だけで圧倒的に強いですが、さすがは商人の町、役所を小さく弱くするという方向性が支持されます。地方なんて役所由来の仕事が減っては生きていけない産業企業が多いですから、その理屈は案外受けないんではないでしょうか。大阪はいっそのこと日本国内で独立してみたら良い、アメリカの州政府みたいに、大阪だけで色々やってみたら良いと私は思います。…私が住む福岡10区は激戦区という話を前回書きましたが、立憲の城井氏が自民の山本氏を3500票差で下しました。山本氏は自民の党規定(年齢)により比例区には出ておらずこれで議員ではなくなりました。でもそれで良いんですよね。負けたら終わり、という当たり前の理屈が通らない方がおかしいですし。山本氏は最後に男を上げたと思います、なんて表現はダメなんでしょうかね。
しかしながら、当たり前のようなことすらきちんとなされないことが世の中にはあります。今回の選挙でも非常に気になったのは、函館市の期日前投票所で12歳の男子が母親の代わりに投票したことが発覚した件、いやあそれは無いでしょうと誰しも思うはずですが、これは全国の期日前投票所で替え玉投票が行われていることを示唆しています。期日前投票所は本人確認のチェックがおざなり、そこは不正の温床、期日前投票率が上がるわけですよ。投票日当日の投票所だってハガキさえあれば誕生日を言うだけでOKですから、都市部では替え玉投票が簡単に出来そうですもんね。投票に行け行けと言うんなら投票所の人達もしっかりしないとダメでしょう。
そしてもう一つ、今回の比例区の投票で、立憲民主党と国民民主党の略称が同じ民主党でした。もしも民主党と書いて投票したら案分されるとのことでした。はっきり言ってこの両党には大事な仕事はさせられません。立憲民主党は口先では政権交代だとか言ってましたが、一票に対する執念が無さすぎ、アナタたちには一生政権は任せられないことがはっきりしました、と私は結論づけます。…加えて言うならば、略称なんて決めずに、もっと簡単に名前や政党名に「○」する形式にするとか、開票作業は人間がやるんですから、人間の目で見てわかればなんて書こうと良いではありませんか、人間が自分たち人間が決めたルールに囚われるという現象は世の中よくありますが、今回の件などはその最たるものですよね。
さて、選挙と言えば思い出す、ちょっと面白い話を書いて今回は終わります。…私が小学6年のとき、学級委員長の選挙でのこと、私たちの学校では委員長は事前に立候補者を募ったりせず、クラスの生徒の自由投票により決めていました。ちなみに私は5年生の上半期に確か委員長に選ばれたことがあります。そんなに勉強もスポーツも秀でていたわけではありませんでしたが、5年生くらいからなんか目に見えない雰囲気みたいなもので決まる傾向があったんですよね。で、6年生の下半期、卒業式という重要行事がある時期、私たちのクラスははっきり言って勉強もスポーツも何もかもパッとしないM君をノリで選出しました。6年生くらいになると悪知恵も働きますからね。多数決民主主義の悪い面です。…おそらく先生もやれやれと思っていたはずですが、あにはからんや(=予測に反して)、M君はだんだんと実に無難にしおらしくそれらしく委員長業をこなしていくではありませんか!これは私としては一本取られた気分でした。…現代の政治家も行政に携わる方々も斯(か)くありたし、立場に相応しい仕事をお願いします。