国立社会保障・人口問題研究所という機関が新型コロナの感染状況のデータを公表していますが、改めて驚くのは日本人の10代〜30代未満の感染死者数の少なさ(10月4日までで累計89人)、そして女性はさらに少ない(同21人)ということです。世間的には若い母親という属性の人が一番コロナに対して神経質になっていそうな気が私はしますが、このデータの事実はもっと広めた方が良いと思います。そして10代未満の死者数は0ですよ、ゼロ。学生や生徒・児童たちが一番コロナ対策をやらされていますが、それが功を奏しているというよりも結局このウイルスは若者(=元気)を殺す力は無いと見るのが妥当でしょう。 
一方で先日、昨年度の小学生から高校生までの自殺者数は過去最多の415人(うち高校生が300人を占める)、不登校者数も19.6万人だったという悲しいデータが文部科学省より発表され、コロナの影響もありそうとの見解です。…子どもたちはコロナで死にはしないのに、文科省をはじめ責任を取りたくない大人たちにより自殺や不登校に追い込まれているこの現状、私は本末転倒だと思います。この悲しいデータを報じる新聞も、子どもの悩みに寄り添う仕組みや人員が必要だとか書いていますが、それよりもまずはコロナで子どもは死にはしないという事実を周知すること、子どもを非科学的なコロナ対策に巻き込まないことが必要だと思いますが…。大人は内心アホくさ、とか思いながらも適当にコロナ対策に付き合えますが、子どもは本気にしますからね。
そして先月、福岡市では母親が9才の次男を殺して自分も死のうとしましたが自分は死に切れずという悲劇的事件かありました。この家族は父親のこの春の転勤で鹿児島から引っ越してきたばかりだったそうです。母親の供述ではコロナで精神的に追い詰められていたとか、私はこの母親にコロナで子どもは死なない(お母さん、アナタもおそらく)というデータを教えてあげたかった…。転勤がなければこの悲劇は起きなかったんではないか、そんなことも考えてしまいますよね。
転勤といえば先日、NTTが2025年をめどに転勤をなくすという方針を発表しました。私自身の経験を書けば、昔小学生の頃、学区内にNTT(当時は電電公社でした)の大きな社宅があり、そこの子どもの転校がよくありました。NTTという大企業に勤める親の子どもだけあって、やはり勉強やスポーツができる子が多いんですよね。そんな学校のヒエラルキー(階層)の上位にいる子どもが転校でいなくなったり逆に入ってきたり、私の通っていた小学校にとっては転校はインパクトがありました。その出入りでクラスの雰囲気も変わりましたし、私は転校はネガティブ要素ばかりではないと感じましたが、転校する当人は大変、でもきっと強くなれたのではないかとも思います。
私の考えではNTTという待遇がきちんとしている会社に勤める会社員なら、人生で1回や2回の転勤はメリットも大きい、さすがに5回6回の転勤は多すぎですが、人生一度くらいは文化の違う地域に住んでみた方が視野は広がると思うんです。その我が子を殺めてしまった母親の旦那さんの勤め先は社員の待遇がきちんとしている会社だったのか少々気になりますが、何せやりきれないニュースを目にする秋ですね。週末良い天気なら釣りにでも行こうと思います。