私が以前サラリーマンだった頃、営業の仕事をしていました(今は営業プラス色々)。営業というと私の両親(戦中戦後生まれ世代)なんかはお客さんにゴマすっておべんちゃら言って接待して、媚びてへつらってカラオケでは頭にネクタイ巻いて裸踊りをするイメージらしく、比較的大人しくて理屈屋のあんたには難しいんじゃないの、みたいな感じでした。現実的にはそういうのは業界によるところでしょう。私が勤めていた会社では裸踊りやおべんちゃらは必須ではありませんでしたが、私はお客さんと話す際は笑顔と普通の話し方を心掛けていました。それは今もそうです。コロナ時代、裸踊りのスキルは出番がないでしょうね。
私が勤めていたある会社の営業部門にて、なんとなくあった雰囲気は、1日に20件以上の顧客に接触するのが望ましいというもの、それは訪問であれ電話であれです。私はそれは正しいと思います。自社商品を多数の顧客に紹介するのが売上を伸ばすためには必要ですし、特定の顧客から沢山の注文を受けようとするのは悪くないですがリスクも高いですよね。…ただ会社という組織の悲しい性、その20件の顧客アプローチができているかどうかをチェックしてしまうんです。その悪しき形態が営業日報というヤツです。私も書きましたが、手書きというのがこれまた!…情報の集約・共有・蓄積において手書きでは効果が薄い、そう思いませんか?そしてダメな営業マンは何を思いつくかというと、営業日報を埋めるために同じ顧客に高い頻度でアプローチをする、今日は近くに来たので挨拶に来ましたぁーって、それは仕事風営業風な迷惑行為です。さらにマズいのは上司がその営業日報をろくに読まない、読んだところで何ら指示を出さない(出せない?)というただの上司風存在、上司とはいえサラリーマン、ここに会社組織の限界を私は見ます。私が上司なら、営業日報は売上につながりそうな良い話だけを書かせて、それが多い営業マンを評価します。日本の社会、会社には仕事風な動きが多いですよね。いま町中にもコロナ対策風な場面だらけですし、実質的効果的には動かないのも人間の特徴かと思ったりします。
もう一つ事例を挙げますが、弊社事務所に毎週火曜日、ヤクルトおばさん、基(もとい、この言い回しって最近使う人いませんね。改め、の意)、ヤクルトレディースがやって来ます。いつもヨーグルト風味豆乳、140円×7個パック(980円)を買っています。時々担当者が変わるんですが、8月からの新しい担当さん、妻(社長)が1000円札を渡そうとするとおもむろに電卓を取り出して指で7個数えて、7×140と打つんですよね。それが妻(社長)も不満気だったので先日は私が対応し、電卓を出すのをやめさせました。アナタはこちらが1000円を出したら20円サッと出しなさいと言いました。もうこっちは2年以上この商品を毎週毎週買っている(980円×104週=10万円だゼ)んだから、そのくらいの顧客情報は把握しておきなさい!電卓叩くヒマがあったら新規顧客を回る時間を作りなさい!ということです。モノを売る営業の皆さんに限らずですが、無駄な動きで仕事風迷惑行為をするなかれ。