4月12日、厚生労働省が発表したところによると、日本の中高生の5%ほどが日々家族の介護や世話に忙殺されているとのことです。そしてそんな若者たちを名付けてヤングケアラーと呼び、それを現代日本の新たな社会問題として扱いたいのが朝日新聞社などのマスメディアです。そしてそんなヤングケアラーの若者たちに何を我慢しているかと厚生労働省が調査で尋ねたら、58%の若者は特にないとのことです。なんか私はズッコケました。本人たちが何かを我慢してまで家族の世話をしているのでなければ、別にいいじゃん、って話ではないでしょうか。いや、そもそも家族の介護や世話を中高生がすることが現代においてそんなに悪いことなのか、そしてヤングケアラーと一括りの言葉に集約できるほど単純なことなのか、少し考えた方が良いと思うんです。
つまりは、厚生労働省の役人や新聞社に勤める比較的エリートなサラリーマンの感覚からしてみたら青春の日々を家族の世話なんかに費やすのはもったいないと思えるというだけの話で、それは大きなお世話、価値観の押し付けです。祖父母や両親を大事に思って介護を中高生が進んでやっているケースだってあるでしょうし、料理や掃除や洗濯や、排泄介助の経験をすることは絶対的に不要なものとは言えませんよね。42%の中高生はやりたいことを我慢していたりするとしても、厚生労働省などの高級官僚や新聞社など一流企業会社員の方たちが中高生の頃やっていたことって、受験に勝つための勉強や進学に有利なスポーツですよね。今の日本が迷走しているのはそんな中高生の頃に勉強やスポーツばかりしていた視野の狭い人たちが大人になって権限を持っているからではないかと私は偏見を持っています。厚生労働省老健局の皆さんが深夜まで宴会をやっていた件は、彼らが勉強ばかりしてきた世間知らずの大人たちであることをよく表しています。
そのことからも、中高生の頃、勉強やスポーツばかりしていたという若者と、家族の世話ばかりしていたという若者、どちらが一般的社会で役に立つかと考えると、私は圧倒的にヤングケアラーだと思います。スーパーで買い物すら、台所で包丁を使うことすら、ろくにしたことがないであろう学校秀才・スポーツ選手の方が組織を動かす立場にいることが多い今の日本、私は彼ら権力者が新入社員や新入職員を採用する際に4年制大学卒でないとダメという縛りを無くせば、ヤングケアラーが社会から脱落する心配も無くせると考えます。ヤングケアラーという問題に厚生労働省が気づき、新聞社がそれを世に広めたいのであれば、社会の権力者たるあなたたち自身が変われば良いだけの話ではありませんかと伝えたい気持ちで私は一杯です。…もちろんヤングケアラーと呼ばれる中高生たちが遊ぶことすら出来ないのは可哀想ですが、それは家族家庭の問題でもあるわけで、何もかも社会に解決を求め世の中からあらゆる不幸を無くそうとするのは無理がある、結論としてはこう書くより他ならない、私たちが生きる世の中はそういうものですよね。ただ私がもしも弊社に新人さんを迎えることがあれば、ヤングケアラー的経験のある人間を採用したいと思います。艱難汝を玉にす、苦労は必ずあなたを成長させますよ。