9月から飼い始めたメダカ、半年が過ぎた今もリビングの出窓に置いてある水槽(丸いガラスの鉢)の中を元気に泳いでいます。壁面には苔が生えていてあまり美しくありませんが、メダカたちがそれをどう思っているかはわかりません。人間の目に美しい、汚い、そんなのはおそらくエゴです。生き物にとって何が快適か私たち人間にはわかりかねる、ただ夜になったら黒い布を被せています。水の見た目の美しさがメダカたちにとって良いかどうかはわからない、でも夜の時間は暗い方が良い、それは間違いないと思うんです。 
いま48歳の私が若かりし頃、流行っていたかどうか微妙ですが、メダカブスという女性を蔑(さげず)む言葉がありました。メダカは金魚以上に小さい、つまり金魚ですら掬いづらいのにメダカはもっと掬いづらい、メダカは掬いづらい→救いようがないくらいのブス、という意味です。酷い言葉を人間は思いつくものです。残酷な言葉を使うからといって人間は酷いものなのか、それはわかりません。では酷い言葉を使わないのが良い世の中なのか、それは美しくない水槽がメダカにとってどうなのかわからないのと同じです。世の中はよくわからないことで溢れていると私は思うんです。
唐突ながら皆さんは音楽を聴きますか?私は最近は仕事中に単調なデスクワークをする際にパソコンにダウンロードした音楽やユーチューブの動画で聴くことが多いのですが、木村カエラという多分皆さんも知っている女性歌手のアルバムの中にhappinessという曲があり、これがものすごく名曲だと私は思うんです。音楽の好みは人それぞれだと思いますが、やはり名の知れた歌手は皆必ず一曲は名曲と呼ばれる曲を持っています。彼女の場合、間違いなくhappiness、と私は思うんです。結婚披露宴定番ソングのButterflyが良い、とか言ってる人はちょっと単純ですかね、失礼ですみません。
…happinessの曲で木村カエラは日々小さなことで良いから幸せを感じよう、幸せを集めよう、そうしたら届くと思うの、と歌います。最終的な大きな幸せを手に入れるにはそれ、つまりは安直な生き方に走らずコツコツと頑張れ、と言っているようにも取れます。恋愛においてもそう、意中の人がいるならその彼に対して(もちろん誰に対しても)日々小さいことでも誠実に接すれば必ず大きな幸せが訪れる、大きく考えれば人の道を外さない生き方をしていれば人生には幸せが訪れる、そんなアナタを私は応援するよ、という至極真っ当なことをナイスメロディにのせて歌っていて、なんだかジーンとしてしまいます。ぜひパソコンやスマホで木村カエラ、ハピネスと検索してみてください。
…そんな名曲ですが、肝心の最後のフレーズではこう歌います。♪小さくても救いようがあるわ〜…彼女がメダカブスという言葉を知っているかどうかはわかりません。しかしながら私にはどうしても容姿に自信がない女性を励ましているように聞こえてしまいます。その真意は木村カエラ本人に聞いてみないとわかりませんが…。ただ、私は現代日本の女性は容姿にとらわれすぎ、日本人は女性を容姿で評価しすぎ、女性差別よりそのことが問題だと思います。ではhappinessとは何か、それも一概にはわかりませんが容姿にかかわるものではないはずですよね。