妻(社長)の実家からメダカを分けてもらい飼い始めました。コロナでステイホームな今年、メダカを飼う人が増えているらしいですね。メダカを飼っている人はおそらく経験しているはずですが、水槽に小豆くらいの大きさの巻貝がいつのまにか増えます。水質の浄化には役に立つらしいですが、どんどん増えます。サカマキガイという、原産地はフランスとか北米とか、なんせ繁殖力が強い生物だそうです。最初は水草にひっついてくるらしいのですが、駆除してもキリがない、そんなこの巻貝ですがまあかわいらしくないこともないです。貝が繁殖に適する環境を広げているのは人間、それを駆除するのも人間、現代社会らしい現象です。
一方の我が家のメダカはシロメダカ、人間が交配を重ねて作った生物ゆえ、ちょっとデリケートな面もあるようです。野生のメダカは人間が絶やしてしまいつつあるのに、なんだか矛盾してますよね、人間は。珍しい色形のメダカは一匹数万円するとか、そこまで行くと少々行き過ぎで白けてしまいますねぇ。人間の欲望のキリのなさを感じます。
キリがないといえば、コロナ対策です。話がメダカから変わりますが、次の首相はコロナをどう扱うか、私の興味はその一点です。密室政治とやらで菅氏に決まったって別になんとも思いません。いまの選挙制度上、与党の衆議院議員の誰が総裁になったって仕方ないというものです。ところで日本の総理大臣は出身地が山口、広島、群馬あたりに偏っています。現代において総理大臣とはもはや国のマスコットキャラクターみたいなものですから、各地方が一期二年くらいで持ち回りで良いのではないかとすら私は思います。そうすると今回の候補者の中では秋田出身神奈川選挙区の菅氏で良いと私は思います。大体、総理大臣一人の考えや意向で国が動いたり止まったりしてはダメですし、日本はもうそんな国ではないはずです(強いリーダーが必要なのは発展途上国)。国民一人ひとりがベストを尽くし、どこかは妥協するしかないのが今の日本です。自身の不甲斐なさ、反対に成功したその原因・要因をもしも安倍首相のせいだ・おかげでしたとか、菅氏になんとかしてよとか考える人がいたら、ちょっとおかしいですよね。それならメダカの品種改良で食べていこうとする人の方がだいぶまともです。首相というマスコットの振る舞いは大人の嗜みとして評価したり批判したり、そのくらいでいいでしょう。…政治家への不満は言い始めたらキリがない、だから私たちは頑張って生きるしか仕方ないですよね。でもいま、コロナ対策のせいで頑張る場所すらなくなりそう、あるいはなくなった人がいます。それを解消できるのはもしかしたら政治家ではないかと思います。
新首相になるであろう菅氏に一つお願いしたいのは、コロナへの感染は仕方ないという割り切り、メダカを飼えばサカマキガイが増えるのと同じように、気にしてもキリがないと国民に対して示すことです。社会からリスクや嫌なものをゼロにするのを目指すような政治はしないでほしいと私は思います。コロナを人間社会に蔓延させたのは人間自身、すなわちコロナは駆逐より共存するしか仕方ないサカマキガイのようなものだと思うんです。