前回ここで私は、学校で学ぶのは勉強より色々な体験ではないかということを書きましたが、その体験で一つ大事なものを書き忘れましたので、そのことを少々書きます。
…私が小学生時代を過ごしたのは広島市なんですが、小学校に給食室がありまして、学校で給食を作っていました。なのでやっぱり美味しかったですし、温かい汁物や揚げ物もありました。現代の予算が厳しい自治体の学校給食をたまにテレビなどで見ると、その質素な感じが私の目にはわびしく映ります。栄養バランスなんてあまり考慮されてないようにも思えます。
そう、学校で体験できる大事なこと、それは給食です。きちんとした食事をきちんとした作法で食べるということを学ぶ機会であり、給食当番を順番にやることも良い経験ですよね(最近、使い回す給食の白衣を家庭によっては香りが強い洗剤で洗うので、人によってはそれが嫌でストレスだとか。私も香りは苦手です)。私はそんなに好き嫌いはありませんでしたが、牛乳が苦手でして苦労しました。とくにご飯の日は牛乳が変に甘く感じて辛いのなんの…今でも牛乳をそのまま飲むことはありません。ちなみに私の弟は牛乳が好きで家でもよく飲んでいましたが、背丈は私の方が数センチ高いですから、身長伸ばすには牛乳というのはウソかもしれませんね。それはさておき、学校の休校が続くと給食も当然無いですから日本の酪農家の方も大変でしょうし、やっぱり嫌いなものでも文句言わず食べるというマナーは給食がないと身につかないように思うんです。
人間というか、日本人は幼い頃に好きなことばかりしていてはきちんと育たないことを経験してきた、だからこそ学校というものを作りそこでまず理想的な社会のあり方を目指そう、その考え方は私はとても良いと思います。大人になったらきちんとしてばかりはいられないことを知っているからこそ、子供にはまずきちんとすることを教える、そのためには子供を家庭から離すことが大事ですよね。子供というものは家では本能と本音100%でのびのび生きているものです(両親や家族に気を遣わなければならない状態にすることを児童虐待というのではないでしょうか)。私はオンライン授業というものが物理的に可能になったとしても、家庭を離れ学校に子供が集まるということの大事さを忘れてほしくないと思います。そして日本にコロナウイルスが外国ほど広まらなかった(ともう言い切って良いでしょう)のは、国民がやっぱり学校で自分のやりたいようにばかりにはできない我慢を学び身につけていたからですよ。