月別アーカイブ / 2021年06月

昭和47年生まれの私、大学へ入るのに1年浪人しているので社会に出たのは同い年の人より1年遅いのですが、あの頃は大学受験も就職試験も厳しい時代で、でも今より活気はあったかなぁなんて思い出します。携帯電話が世に広まる前、ポケベルなんてものが流行っていましたね。そんな頃、私たちの世代を揶揄してマニュアル世代なんて言ってました。競争の激しさゆえに正解らしきものをマニュアル本(本ですよ、本!)に求め、そのまんま実践してしまう若者を、オッさんたちは嘆きつつも優越感に浸ってもいた、いつの時代も世代間ギャップはあるものですから、あまりそこを本気にしてこだわらない方が良いと私は思うんですが。
私の就職活動中、誰かのインタビュー記事で読んだのですが、いまでも覚えている好きな言葉であり、私の考えに近いことなんですがその人は、マニュアルを作ってしまえる人間になれ、と言っていました。マニュアルを読むのではなく作る側、すなわち入社して数年でできることではありませんが、ゆくゆくは指導的立場を目指すのが社会で生きていくにおいて、楽しい、と言ってしまってよいか微妙ですが、まあつまらないことはないですよね。そしてマニュアルを作る側の人間になったとき、それに従う立場の人間が納得し最終的に幸福に向かうマニュアルを作ることを目指したいですね。…いま私は自分で作った会社で日々を過ごしている、一応マニュアルを作る側の人間になれたと言えますので、所期(=期待していたことの意、初期ではありません)の目標は達成出来たと思います。あとは何年続くかですが、さてどうでしょう。
そんな、非マニュアル人間になることを達成した私、以前ここに書きましたが、メダカのオス2尾を昨年秋より飼育していまして、寿命は1年から2年とされるメダカ、生物として交尾をせずに終わるのは本意ではないでしょうから、1ヵ月前くらいに4尾買ってきました。めでたく内2尾がメスでして、いま産卵真っ盛り、水草などに産みつけられた卵は私がせっせと別の水槽に移し、いま稚魚が7尾と卵が15個くらいになりました。もう増やさないでいいかなと思いますので、今後産卵しても別の水槽に移すのはやめます。それをしなかったらどうなるかというと、生まれた稚魚は成魚に食べられてしまうという…。可哀想ですがペットというものはそういう人間のエゴに左右されるものです。この割り切りができない人は生き物の飼育はしない方が良いと私は思います。
メダカの飼育にあたっても、世の中にはマニュアルが溢れています。私も1冊の本を買いましたが、参考程度で逐一本に書いてあることをなぞってはいません。私が買ったその本の著者さんは、いわゆるメダカのブリーダーで、上手くいけば1尾10万円を超えるような希少メダカの生産を狙っていると思われる人です。その飼育マニュアル本は、なんとなく生きながらえさせたいな、くらいの気持ちの私が求める情報とはちょっと違うと思うところがあります。情報過多な現代、マニュアルがほしいと思ったらまずそのマニュアル選びが結構大変だったりするかも、就職活動中の学生たち向けの情報も、得てして高いところを目指す人向けのものばかりで、案外学生の胸には響かないんですよね…メダカの飼育中に昔のことを思い出しました。

緊急事態宣言が先日福岡でも解除され、弊社(北九州市)周辺の数多(あまた)ある飲食店やスナック、バー等の店々も、これからまた賑わいを取り戻すのでしょうか。この界隈で飲んだり遊んだりしていた人は結構な割合で「領収書」を切ってもらっていたはずだから、そのへんはまだまだ日本の企業は元に戻さないというか戻せなさそうな、賑わうのはもう少し先かもしれません。そして東京五輪は異常な形、様々な制限下で開催されますが、コロナ騒動の総仕上げはそんなオリンピックの開催で一つの区切りを迎えようとしています。日本の政治と行政の混迷ここに極まれり、その根本は彼らの無責任体質、事なかれ主義によるものと私は思う、ってなんか偉そうな文章を書いてしまいました。いや、でも本当にそうですよ。私みたいな一般人よりあなたたちは優秀でないといけない、それが道理というものです。ところで小池都知事は疲れ果てたので休むとか、都議選を前に同情を引けますし、そういうのはタイミング良いですねえ。
先日の父の日でもあり緊急事態宣言最終日でもあった日曜日、下関市にある公設の海水浴場へ釣りに行きました。私の住む北九州市小倉北区から車で40分もあれば着くその海水浴場には沖に向かって突堤があり、かねてより釣りに良さそうだと思っていたのですが、海水浴場の駐車場の入口に、県外者の利用はご遠慮くださいとの看板が…だからといって係員がチェックしているわけでもなく、私含めて県外ナンバーの車もちらほらいました。下関市は北九州市とは同じ経済圏で、通勤している人も少なくないですし、両市は関門海峡で同日に花火大会をしたり、下関市に水族館があるから北九州市には作らない、北九州市に動物園があるから下関市には作らないなど友好的協力関係にあるのに、この場合県外と言えば明らかに北九州市民を指しており、そもそもは北九州市からの来客もアテにしている海水浴場がご遠慮くださいなんてそれは冷たいんじゃないかなあと思いました。本気で県外者を排除する気はないクセに一応こんな看板でコロナ対策してるフリ、ならば北九州市への通勤もご遠慮くださいと言われても仕方ないかもよ…現実に目をやらず一見正しそうだけど到底守れないようなルールを作っては結果的に人の気持ちをギスギスさせる、コロナ対策についてはお役所仕事が目に余ると感じます。また偉そうに書きましたが。
さてさて、私たち夫妻がひとしきり釣ったあと、40代前半くらいの夫婦に中学生くらいの男の子、小学4、5年くらいの女の子、2、3年くらいの男の子の5人家族が私たちと同じ釣り場にやって来るのが見えました。私はさりげなく釣れるポイントを離れました。そこが子供たちにはやりやすい場所でしたし、私は子供には釣らせてあげたいんですよね(人間が出来ているでしょう…?!)。私の目論見通り、子供たちの竿にも魚(シロギス)が釣れます、ああ良かった、と思っていたらお母さんの姿がありません。…どうやらトイレに行ってたようで、砂浜の向こうを小走りするお母さんが見えます、めっちゃ走っとるなと笑うお父さん、すると女の子が走ってお母さんの元へ駆け寄っていくではありませんか…!なんだか良い光景を見ました、こんな幸せな情景が日本のいたるところであるはずの父の日、大して何も考えてなさそうな政治家や役人が作る変なルールで、幸せがこれ以上失われて良いはずはないと私は思います。偉そうですが。

私は朝日新聞を購読していますが、7月から現行より400円くらい値上げで3500円になるとのこと、食料品なんかに比べたら堂々と値上げを宣言するだけ潔いですよね。先日ネットで読んだ記事ではいまコンビニ弁当はミニサイズが増えているとか、足りない人に何か他に買わせるセコい値上げ戦略ですねえ、だいたいエコがどうとか言うんならプラ容器を減らすべきなのに、一体どうなっているのやら、でも新聞であれコンビニ弁当であれ、値上げをしないと私たちの給料も絶対に上がりませんしね(税金類はもう上げてはならぬ)。少し前、政府は物価を2%上げることを目標としていましたし、安い安いと喜んでるばっかりでは、貧しい国になるのは間違いない、一般庶民が海外旅行なんて行けなくなるかもしれません。コンビニ弁当はきちんと美味しいものも作って800円くらいで一緒に売ればいいと思いますよ、美味しければ買う人必ずいますって。でも今の日本の状況は値上げ賃上げはニュースになってしまうくらい、難しいことなんでしょうねえ。みんなで国力上げていこうゼ…!
さて値上げする朝日新聞ですが、それなら私は購読をやめるかというともちろんやめません(出版業ですし…)。私の実家も朝日新聞を購読しているので、もう小学生の頃から読んでいるので習慣になっています。朝日新聞は主張が偏向的だとか中国や韓国寄りだとか自民党を貶してばかりだとかいう批判がよくされます。たしかにそんな面もありそうですが、新聞なんて雑多な情報の寄せ集めですし、紙面の記事は記者だけでなく著述のプロ(←文章の巧拙はさておき)たちが書いていますので、意思が統一されているわけではありません。またほとんどの読者は隅から隅まで読むものでもありません。そして新聞を読むという習慣があればあるほど、その人は書いてある記事に対して冷静、つまり鵜呑みにはしないと私は思います、少なくとも私はそうです。朝日新聞と聞けばアレルギー的に批判ばかりする人、本当に朝日新聞に限らず新聞を読んだことがあるんでしょうか。案外ネットで拾った誰かの意見が根拠だったりしませんか?まあ、朝日新聞批判それこそがネットで拾った誰かのコメントですけどね。そして新聞を読む人はおそらくネットの情報や雑誌などほかの媒体もよく読むと思います。ネットの記事しか読まないからこそ偏るように私は思うんですが。
繰り返しになりますが、新聞を読んでいる人が皆新聞の意見的部分の記事を鵜呑みにして賛成して、感化されているかというとそんな人は稀、むしろ新聞や雑誌、ネット記事を読んだとき、ふーんそうなんだ、私もそう思うあるいは私はこう思うと、自分の意見を考える癖がついているはずです。
そして今回私の考える自分の意見を述べますが、人間と新聞の関係性は家族に近いと思います。新聞が間違う事があったって心配はするけど許す(事実の誤報や漢字の変換ミス、用語用法の誤りはダメですが、新聞にはほぼそれはないのが良いです)、新聞がなくなるとなんだか寂しくてつまらない、新聞には元気で生きていてほしい、新聞購読者が新聞を取り続ける理由は案外そんな情緒的なところです、多分。私の家族は朝日、アナタは読売なんですね、彼は毎日で、彼女は産経ですってよ、そこのキミは家族の新聞がいないんだ、それで寂しくないのかい?と珍説を唱えて今回は終わりにします。

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