月別アーカイブ / 2019年10月

来月10日に北九州市小倉を流れる紫川(ちなみに我が家から歩いて行けます)にて、ハゼ釣り大会がありまして、釣ったハゼの大きさが1番から3番目の人まで表彰されます。今年で24回目とのことで人気の大会のようです。今年引越してきた私たちも夫婦で参加しようかなと思っています。私、ちょっと腕に覚えはありますしね。ただ、ハゼという魚は釣りが初めての人でも釣れることは珍しくもなんともないですけどね。
ところでこのハゼ、ここでいうのはマハぜのことで、釣れるのはだいたい体長10〜20センチ、沖縄や離島でなければ日本中のどこでもいると思います。釣る場合は川の下流、淡水に海水が混じる(汽水といいます)ような場所が狙い目です。東京湾や大阪湾など見た目がさほど綺麗でない河口にもいますが、長くても2年くらいしか生きない魚ゆえ、身に臭みが付くということもなく…いえ、天ぷらにすればどんな魚よりも美味しいという評価すらされるこのマハぜ、それが盛んに釣られる理由です。
そんなハゼを大会前に釣る練習をしておこうと、2週間ほど前にその紫川にハゼ釣りに行きましたが、2尾しか釣れませんでした。予定の20分の1です。それくらい釣れないとハゼ釣りらしくないんですよね。…そんな不完全燃焼な気持ちを晴らすべく、先週は私の弟が住んでいる大分県の国東(くにさき)市の片田舎、竹田津という町にハゼを釣りに行ったんですが…これがなんとまさかの釣果ゼロですよ!私の短くはない釣りの経験から、あそこで釣れそうかなという場所はあちこち行ってみたんですけどね。ハゼという魚は、人間の目で見えるくらいの浅瀬にもいるものなんですが、それも無く、地元の人に聞いても最近はハゼは見かけないし釣れないねぇ昔はいたけどねぇとのこと。こんな過疎地といっても差し支えないような地域で、自然たっぷりの竹田津で、ハゼすら釣れないのはなぜなのか私は考えこんでしまいました。
釣れないモヤモヤを抱えたまま、3日後の即位の礼で祝日となった日、もう一度紫川に行ったところ…川岸をのぞいてみれは、いましたよ、ハゼ。どうやら紫川のハゼ釣りのシーズンはこのくらい時期からのようで、この日は40尾以上釣れ、天ぷらも美味しくいただきました。ついでに藻屑ガニも一匹釣れたりしました(美味しく食べました)。…さて、即位の礼のその日、竹田津に行けば同じように釣れたのかというと、おそらく釣れなかったでしょう。なぜなら、その釣れなかったときあまりにも生き物がいる、棲んでいる雰囲気がしない寂寥感漂う河口だったからです。
都市を流れる紫川より、田舎の竹田津の方が釣れない、生き物がいないのはナゼかと、私が考えてたどり着いた結論は、下水道の普及率です。水道局HPによると北九州市小倉北区が99%に対して、国東市の竹田津地域は、なんと36%です。現代人の使う洗濯や食器洗いなどの洗剤は清潔志向もあいまって非常に殺菌力が強くなっています。すなわち下水道を経ずに生活排水を直接川や海に流せば…わかりますよね、生き物にダメージを与えます。とくにあまり泳ぎ回らないような小魚、ハゼなどには辛い環境でしょう。そして竹田津のような田舎が今からインフラ整備しようにもそんなお金はありません。私たちは環境を考えるときすぐにストローを無くせレジ袋を無くせとわかりやすい対策を立てますが、地域によってやるべきことは違うんだなと今回のハゼ釣りには教えられました。田舎と都会では使う洗剤を変えることが必要ですがそんなの無理無理と言うなら、そんな現代を寂しく虚しいと私は思います。

スポーツの秋、って最近あまり使わない言い回しですが、テレビでは連日のように各スポーツの国際大会だったり大一番だったり、日本国民はスポーツ観戦に忙しい秋です。私が一番ちゃんと観るのはプロ野球です。ラグビー観た後にサッカー観るとなんだか物足りなく感じませんでした?そもそもサッカーは観なかった、なんて人も多いでしょう。まだ予選の始めの方で相手が弱いですし、弱い相手を叩きのめすような試合って面白くもなんともないですよね。スポーツの試合に大事なのはグッドルーザー、つまりギリギリ勝てる相手です。そして一番感動的なのは格上に勝つこと、高校野球で強豪私学高校に地元生徒だけの公立高校が勝ったりすればそれはもう日本国民は称賛の嵐です。このへんは今回の多国籍ラグビー日本代表に対する応援姿勢と真反対で中々興味深い現象です。
さて話は少し変わりますが、ラグビーW杯で釜石で予定されていたカナダ対ナミビア戦が台風の影響で中止となりました。東京オリンピックのマラソンと競歩の実施場所が札幌市に変更されました。こういう現代的な事が起きるのが、現代スポーツの難しさを表しています。なんだかもう選手は主役ではありませんね。
現代は物凄く情報通信手段、交通手段が発達しています。なのになぜ、ラグビーの試合日程は変更したり、試合会場の変更が出来なかったのでしょうか。またそもそも、なぜ東京で真夏にオリンピックを開催することになっていたのでしょうか。人間一人一人が電話やスマホを携帯している、情報が溢れコミュニケーションが取れる現代なのに、なぜ誤った決定をするのか、私は不思議に思います。あるいは、これだけ世界中、日本中に空港を造り道路を通したのに、なぜ人間は思いのままに移動しないのか、不思議です。そう、答えは選手以外の運営者やスポンサーの都合があるからです。たかがラグビーの1試合、現代ならやってやれないはずはないです。そのスポーツを極めたトップ選手ですら、いや、トップ選手だからこそ、スポーツをやらない人間の事情に振り回されるという現代は果たして本当に便利で技術が優れている時代なのか、私はそれを興味深く思います。人間は何のために技術を進歩させてきたのか、ということです。
こんな時代、私はスポーツとの付き合い方として、のめり込まないのが一番だと思います。スポーツなんて観戦が終わったらそれで終わりで良い、選手なんて私にとっては言葉は悪いですが見世物に過ぎません。試合が中止になった、試合会場が変更になった、それで困る人商売上がったりな人、諸事情あるでしょうけど、所詮はスポーツ、あるいは予定通りにはいかない(からこそ面白い)のがスポーツ、私はスポーツ観戦は好きですがテレビの中のスポーツに何が起ころうとも私の人生や生活には関係ないし問題ないと思っています、そして皆さん、もう少しスポーツに対して冷めてみてはいかがでしょうかと提言してみます。それがアスリートファーストに繋がることではないでしょうか。

予定通りとはいえ消費税が上がりました。日本の医療に、福祉に、子育てに、お金が足りないから、といってハイみなさん消費税上げますよってねぇ。不景気感を加速するだけでしょう。しかも軽減税率とかキャッシュレス還元とか、ややこしいのがまた腹立たしいですよね。税の徴収はシンプルイズベストだと思いますが…。最近流行りの経済理論で日本みたいな先進国は国債をどんどん発行してお金を集めればいい、その借金はお金造れるんだから造って返せばいいなんてのがありますが(MMT/現代貨幣理論)、案外それでいけるんじゃないかと私は思ったりします。そんなことしたら円の価値が下がりインフレになるからダメだと言われますが、インフレになって貨幣価値が下がれば借金返済はラクになるわけですし(どんなにインフレになっても借金額は変わりません)、いまデフレの世の中なんだから思い切ってやってみてはどうですか、日本銀行さん。それでさらに円安になれば外国からうじゃうじゃ観光客が来て、政府が進める観光立国日本完成、その儲けたお金を医療や福祉に充てれば良いのです。…お金がいるなら造るのも手(ただ、これをすると国債の価値も下がるのでMMTもたぶんダメかと)、それはめちゃくちゃな経済理論のようですが、だったら経済学に明るい方々、そろそろ何とかして妙手を打ってくださいよ。
さて皆さんは増税前に何か買いましたか?私たち夫婦は冷蔵庫がガタが来ていたので、結婚してから二台目となる冷蔵庫を買いました。消費税に関係なく買い替えていたとは思いますが、わざわざ増税後に買うことはないでしょうしね…と書いて思ったのは、10月から実は色々なものが値下げされている可能性もありますよね。私が商売人ならそうします。なので、増税前でも後でも実は私たちが支払うお金の額は同じということもありえますよ。商売なんて騙し合い、そんな面があるものです。
私個人として、なんとか日本の景気回復、景気上昇にはプラスの存在でありたいと思います。お金を産む仕事を考え出すこと、そしてお金を然るべき場や所で遣うことが大事です。ここで、私たちは普段何の動機によりお金を遣うのかと改めて考えます。
先日、弊社のお隣の事務所の方に銀杏をいただきました。その方とはそのくらいの交流はする関係、つまり不仲ではありません。銀杏を炒る、炒り器(←ホントはなんていうものなんでしょうか)が欲しいと思い百貨店に行き買いました。この購買行動、私が突然新たに炒り器を買ったことが「景気」だと思いました。悪くない人間関係には、物のやりとりが必ず伴います。結婚生活も続ければ冷蔵庫とか何かと買い替えます。仲の良い家族や友人はよく出かけては買い物をし、プレゼントを贈り合います。雰囲気の良い職場は、楽しいので飲み会もするでしょう。…つまり、日本に溢れる不景気感は、良い人間関係に恵まれていない国民が増えているからではないか(=孤独な人間は出費が少ない)、その最たる原因は現代の企業が人件費を削ることばかり考えているからだ!、と私は思います。ミンナ、モット、ナカヨク、頭文字MMNが景気浮揚には大事ではないでしょうか。

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