魚が好きな私はここでも魚をネタに書くことがありますが、さて、調理される前の魚の美味しさを決める要素は何でしょうか。魚種、鮮度、産地(棲息地)、オスかメスか、産卵期かどうか(←旬というもの、大体ここです)、そんなところでしょう。
魚料理って生臭くて嫌い、という方はおそらく魚の選び方、調理の仕方、買う店、食べた店が悪いと思われます。どんな魚だって不適切不適当に扱えば不味くなります。もしもアナタが食べた魚が不味かったら、魚でなく出された店や買った店、あるいは自身の調理方法に文句を言いましょう。命を差し出してくれた魚に罪はありません。あと、魚が人間が汚した海に棲んでいても不味くなりますが、それも魚のせいではありませんね。…高級料亭で供される魚は、不適切の対極、魚の獲り方や産地から始まり締め方(=殺し方)、輸送方法、捌かれ方、保存方法、調理のされ方、それら全てに注意を払われており、価格も高くて当たり前、安くて最高に美味しいなんてことはありえません。それは私たち庶民には無縁の世界、なのでせめてもの思いで人々は釣りをするんじゃないでしょうか。
では不味い魚や魚料理はいかに発生するかというと、ありがちなのは保存方法のまずさです。魚を適温で保存しないから熟成を通り越して腐敗し、食材としてダメになります。腐敗とはすなわち微生物に分解される、つまりは微生物に食べられること、加えて魚自身が身体を酵素で分解することです。そしてそれは温度が高いほど早く進むのですが、あたたかいほど活発なんて、まるで私たち人間みたいですね。
東京から北九州市に会社と家を引っ越すにあたり考慮したことの一つに、私が広島市出身、妻(社長)が福岡県大川市なのでその地理的中間という点があるのですが、ところで東北の出身の方は東京で働いていたらやっぱり仙台市とかに将来的に住みたいと思うのでしょうか。私の想像ではおそらくそれはないのではないかと思います。なぜなら東北は寒くて雪が降るからです(仙台市はあまり降らないらしいですけどね)。
東京で暮らして思ったのは、北海道、東北や甲信越(山梨、新潟、長野)の出身の人が多いということです。その方たちは東京に暖を求めている一面があるのではないかと思います。なぜなら私たち人間も生物ですから…。そして西日本の人間はただっ広い関東平野がどこか息苦しく、山紫水明とは言わなくとも山や海が身近にある温暖なところ育ちゆえ、いつか東京から地元方面に帰りたいと思っている人が多いようです。でも私たち人間は暖かいからってその土地を腐らせることをしないようにしたいですね。4月になっても北九州は依然寒く、日本中がそのようですが季節外れの寒さってなんか腹が立つのは私だけでしょうか…。